がまくんとかえるくんシリーズ





「かえるの哲学」
アーノルド・ノーベル 作
三木 卓 訳
ブルーシープ
2021.2.9初版




大人になった今もう一度出会いたい、 がまくんとかえるくんの50の言葉を集めました。

内気でのんびり屋のがまくんと、お人好しで行動派のかえるくん。 仲良しのふたりは、やさしく相手に語りかけ、失敗すれば励まし、ときに独りごちます。シンプルで何気ないのに心にしみる、そんな彼らの言葉を、シリーズ全20作のお話の中から50選んで一冊の本にしました。
ふたりのかえるのおかしくもあたたかい友情の日々を描いた「がまくんとかえるくん」シリーズは、1970年の『ふたりは ともだち』(日本語版は1972年 文化出版局より)刊行以来、世界中の子どもたちを楽しませてきたロングセラー。日本では長らく、小学2年生の国語の教科書に採用されている名作ですが、大人になって久しぶりに「がまくんとかえるくん」の言葉に触れ、子ども時代とは違う感動を覚える方も多いようです。
英語の原文と絵、そして作家の三木卓さんによる名訳で味わう「かえるの哲学」。巻末には、現代の読者たちに向けた三木さんからのメッセージも収録しています。文庫サイズで、いつもそばに置いておきたいデザイン。大切なひとへのプレゼントにも、ぜひどうぞ。


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今年新しく出版された

「がまくんとかえるくん」の本!!

「哲学」!!

期待大にして読みましたが・・・




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気を取り直して

本棚からシリーズ四冊取り出し

おはなし20作読みました。



教科書にも載ってる

わたしも大好きな「おてがみ」は

『ふたりは ともだち』の中に

入っています。






がまくんとかえるくん

この凸凹コンビ

やっぱり大好き、だいすきよ♡


ほんとに短いおはなしに

二人の関係が

ギュッと凝縮されているのに、

一文ずつ細切れにして

”哲学”って言われても・・・



わたしは

絵本?童話?のまま読む方が

だんぜん好き♡


”哲学”するのものこっちから、

と思ってしまった。



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あとで評価みたら、評価高かった・・・

それぞれですね



この中で一番残ったことば


がまくんは すわって、いるだけで 

なにも しませんでした。

かえるくんも がまくんと

いっしょに すわって いました



これは


「ふたりは いっしょ」の中の、おはなしの一つ『よていひょう」の中の一文



がまくんは

朝起きて

「きょうすること」を

紙に書きました。


予定表に書いたことを

実行しては消すを繰り返し


(がまくんの”きょうすること”に書いてあることは、すごく当たり前のこと。最初「あさ おきる」「あさごさんをたべる」と書いてあって、なんだ、これでいいんだ!いやいや大事なのことね、と思いました)


予定に書いた

「かえるくんと おさんぽ する」を

消したとき、


風が吹いてきて

その予定表が

飛んで行ってしまいました。


やさしいかえるくんは

がまくんの予定表を取り戻そうと

追っかけてくれましたが、

つかまえることはできませんでした。



予定表に書いてあったことを思い出せず、

「何もしないでいるより 仕方ないんだ」

がまくんが言いました。(ちょっと自重気味?)


このあとに続くことばでした。




がまくんは すわっているだけで

なにも しませんでした。

かえるくんも がまくんと

いっしょに すわって いました。





そばに

ただ いてくれるということ



何にも増して

うれしいこと





私は

がまくんとタイプです


かえるくんタイプの

家族やお友達

いつも どうもありがとう

と、思う。