「ぼくからみると」
高木仁三郎 ぶん
片山 健 え
1983.8.1 初版
福音館書店
なつやすみのあるひ。
ひるすぎのひょうたんいけ。
きみにはなにがみえる?
おなじときを生きるたくさんのいのち―
*****
同じひょうたん池を見ているのに
ぼくが見ているひょうたん池と
自転車のしょうちゃんが見ているひょうたん池
池の中の魚から見たひょうたん池
かいつぶりのお母さんから見たら
空から舞い降りるとんびから見たら・・
・・・
片山健さんのダイナミックな勢いのある
絵が迫ってくる
同じひょうたん池を見ているのに
こんなに違う
でも
ひょうたん池は
ひょうたん池のまま
*****
同じものを見ているつもりでも
自分が見ている世界と
自分以外のものが
見ている世界が
こんなに違っているんだよ
って
絵本に教えてもらう
そして、
違うものを見ている者同士が
ひとところに集まり
自分の見ている世界を紹介し合い
それを認め合えば
ハーモニーとして
一人だけでは作れない
世界が作られていく
そんな世界が
絵本カフェには
あったんだなあ〜
*****
この絵本
片山健さん(画)の絵本としか認識していませんでしが、
「ぶん」を書かれた『高木仁三郎』さんは
物理学者で専門は核化学
理学博士
と、以前絵本カフェをさせていただいていた、カフェのマスターが、最初の出会いで教えてくださいました。
ビビビっクリクリのクリです(@_@)
子どもの本に携わってくださる人って、何気にすごい方々がいらっしゃいますです!
ものすごい内容のことを、子どもにわかるやさしいことばで、短い文章でサラッと、差し出してくださっていて、、、
気がつかないことも多いんだろうなあ〜と思う。
片山健さんの画がまたいいからねえ〜
私の表紙のは絶版
好きなんだけどなあ〜
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