ブログで手縫いチクチクさん、ミシンカタカタさんたちの作品を拝見させていただき、ほっこりさせていただいています。

絵本の中のかわいいどうぶつたちと、そっくりな方々なのでは?と想像しながら・・・





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「わたしのワンピース」
えとぶん にしまきらかやこ 
こぐま社
1969.12.1初版


娘たちも、私も大好きだった絵本で、くりかえし読んだ、思い出の一冊。

まっしろなきれ
ふわふわって
そらから おちてきた

ミシン カタカタ
わたしの ワンピースを つくろうっと
ミシン カタカタ ミシン カタカタ

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真っ白なワンピースが
花模様になったり
水玉模様になったり
草の実、小鳥の模様になったり・・

新しい模様のワンピースを
作って着るたびに 
うさぎさんが
飛び跳ねるように
歌いながらおさんぽします。

ラララン ロロロン

一緒に口ずさんでお散歩したり、飛んで行きたくなります。

うさぎさんがほんにかわいい♡
ワンピースが変わるたびに、ページをめくるたびに、ニッコリうれしくなります♡


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「おしゃれな ねこさん」
さく・え 小林 ゆき子

教育画劇

2011.10初版




ねこさんは おしゃれが だいすき。
とくいな おさいほうで ようふくを つくります。

クローゼットの中は、全部ねこさんが作ったお洋服

今日は、くまさんのお誕生日だから特別素敵な 真っ白なドレスを選びました。

ところが、途中でアクシデントいっぱい!

ジュースをこぼしたり、木の実が落ちてきてシミができたり、、、

でもそのたびにねこさんは

「スイスイスイーの、チョッキンナ!」
「ヌイヌイヌイーの、クルっと キュ!」とドレスをそのたびに変身させていきます。

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「わたしのワンピース」と同様に、この擬音語が耳になんとも心地いいし、繰り返し口ずさみたくなるし、口ずさむと楽しくなってきます。

そして、アクシデントに出会った時、ひと呼吸置くところ、そしてどうしたらいいのか?考えて、いいこと思いつくところ。実践するところ。ほんとに素敵なねこさんです。

ねこさんのワンピースほんとにほんとに素敵なんですよ。


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「チクチクさん」
さく・え すまいるママ

PHP研究所
2009.2.18初版


まちの ちいさな したてやさん、はりねずみの チクチクさん。

仕立て屋さんと言っても材料になる布は一枚もなく、背中にいろんな色の糸がくっつけてあるだけ。

きられなくなった
ふるい ふく♪
ちいさくなった こどもふく♪
なんでも かんでも
したてましょう♪
つかえるものに
したてましょう♪

そう、チクチクさんは
リメイク専門の

チクチク仕立て屋さんでした。


・・・・・・

ここでも
「ちくちく ちくちく ちっちっち♪」と楽しい擬音語と共に、楽しそうに歌いながら、チクチクさんはリメイクし、新しいものに仕立てて行きます。

ビックリしたのが

全部、布、フェルト、糸、ビーズで作られた作品であること。

そしてそして

これを作った
「すまいるママ」さんが

何と!!
3児の「パパ」さんであること!!

!!!!!!

何故に名前を「すまいるママ」にした?



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私のお友達にも手縫いチクチクさん、ミシンカタカタさんがいらっしゃいます。その中のお一人から、以前手づくりの絵本をいただきました。とても素敵なので、皆さんにもご紹介したくなりました。

(お友達の許可いただいてあります)


「くま子さんの洋服やさん」



青葉台こもれび通り1丁目。坂をのぼったところに、くま子さんの洋服やさんはあります。

くま子さんは、朝一番にきれいにお店のそうじをして、お客さまをお迎えします。

うさぎさん


ぞうさん


きつねさん


ぶたさん



ねずみさんは縫い直ししてもらって



それぞれにぴったりのお洋服をお買い上げいただき、喜んでもらえたのが嬉しくて、くま子さんは玄関までお見送り。また誰かのお越しを待っている、っていうおはなし。

この絵本のおはなしも素敵だし、このお洋服が、なんと!ちっちゃくチクチク縫った手づくりのお洋服で、、、


表紙の題も刺繍なんですよ♪

ねっ?素敵でしょ♡



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