御伽草子「酒呑童子(しゅてんどうし)」より

「やさいのおにたいじ」 つるたようこ さく

 

 

 

 

原案は「御伽草子」などで伝わっている「酒呑童子(しゅてんどうし)」の伝承。能や歌舞伎にもなっっている物語。この絵本では、「酒呑童子」のストーリーの根幹は残しつつ、野菜たちがそれぞれの特徴を生かして活躍する、痛快な物語の語り直されたそうです。

 

おそろしい鬼のこんにゃく芋相手に、日野菜(ひのな)姫を救うために、「聖護院蕪(しょうごいんかぶら)」「賀茂なす」「鹿ヶ谷かぼちゃ」「金時人参」「堀川牛蒡」など、京野菜たちが協力しながら、立ち向かっていきます。

 

縦書きで、和的でかわいらしい絵

 

子どもたちに人気とのことです

 

わたしは、こういう絵本を見つけると、

 

以前働いていた高齢者さんたちの施設の、生きがいさんたちにも、見ていただきたかったな~とか、亡母と一緒に読みたかったな~なんて思ってしまいました。

 

1対1で読みあいしたい絵本かなあ~