今回は看護師をしていて、最近あった大きな大きな気付きについて書きたいと思います。

多分この気づきを得るために看護師という仕事が私には必要だったのかな?と思うほど大きな出来事でした。


私は訪問看護師なので、電話当番をしているときは24時間いつでも患者さんから電話がかかってくることがあるんです。精神疾患の方も多いので、鬱病や不安障害の方が「不安で不安で…」と泣きながら連絡してこられるんですね。


ある数日間めちゃくちゃ電話の鳴りまくる時があったんですね。しかも精神疾患の方からばっかりで、皆が長電話…


話を聞きながら、

「今の思いを書き出してみたらどうですか?」とか「その苦しみは過去の心の傷からきてるかもしれませんね」とか…


外側ばかりに目を向けている患者さんになんとか内面に目を向けて欲しくて声掛けもしてたんです。


そしたら

「あなたと話してたら、過去の辛かったこととかが蘇ってきて余計につらくなる!」と、怒鳴られたんです。


このとき、「あ、私が何かを歪めてしまっていたな」ということにハッ!と気がつきました。


こんな風に、鳴って欲しくない電話がジャンジャン鳴ったり、普段ではありえない人に怒鳴られたりするなど、一見よくない出来事が起こる裏には必ず決まってギフトが隠されているんです。(だって出来事はすべて陰と陽の性質がありゼロなんですから、悪いことだけってのは有り得ない。ショックの大きい出来事ほど、ギフトも大きい。)


私の意識が世界を作っているわけですから、今回の場合は私の中の歪みに気づかせてくれるための出来事だなと、即座に分かったんですね。


それで、瞑想したり神棚に問いかけたりしながら内観してたらね、何が歪んでいたのか分かったんです。


それは「患者さんの病気がよくなってほしい、幸せになって欲しい。」という思いです。


これは看護師をしていれば、皆が大なり小なり持っている願いなのかもしれませんが、これめちゃくちゃ歪んでたんです!!


以前に、愛とは受け入れることだと書いたことがあります。病気が良くなって欲しいという思いは、目の前にいる病気の患者さんに変化を求める気持ち、つまり今の状態は受け入れないという意識なんですね。


何度も書きますが外側に変化を求めることにはなんの効果もありません。なぜなら全てのものは自分の内面(意識)が作り出しているので、変えるべきは自分の内面だけだからです。


で、病気や不調はどんな小さなものでも大きな物でもギフトなんです。その人が、意識レベルをあげていくためや、本来の魂の意識からずれすぎているのを戻すために起こるんです。なので病気は愛なんです!


だから私が勝手に「こうしたら病気がよくなるのに、、、とか、こうしたらもっと幸せになれるのに…」なんていうのは私が心地よくなりたいだけの押し付けでしかありません。


前にも書きましたが期待は支配のエネルギーと同じです。よくなってほしいと期待することは、相手を支配してコントロールしようとしているのと同じなんですね。


だから私にできることは、病気で苦しむ患者さんをそのまま受け入れる。そして、助けを求められた時にだけ応えられる範囲で応える。この応えられる範囲を超えてしまうと依存されます。

(訪問看護を依頼されている時点で看護は求められているが、その先の気付きや楽になることまで求められているかは見極める必要がある。中には自分で無意識に病気を選び続けている人もいるから)


もし私が今後スピリチュアルカウンセラーをすることになったとして、これはめちゃくちゃ大切な気付きでした。


自分の思いを押し付けることなく、相手の今あるありのままをまるっと受け入れる。

そして、求められたことに無理のない範囲で応える。


そもそも、私の意識が本当に整っていれば対面しているだけで相手を癒せるはずです。なぜなら波動は共鳴するから。


そして、共鳴する以上、相手の波動に影響を受けないことがめちゃくちゃ大事。

相手にどうこうなって欲しいとか思う時点で、相手の波動に影響うけて引っ張られてしまいます。


このことに気付いた以上、もう精神疾患の人の訪問はめちゃくちゃ楽になると思います。

私の気付きが皆さんの役に立つかは分かりませんがとても嬉しい発見だったので書きました!


長々と読んでくださり、ありがとうございました!

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