今日は介護施設での看取りと、
病院での看取りの違いについて
お話をします。
『看取り』とは
近い将来、死が避けられないとされた
人に対し、
身体的苦痛や精神的苦痛を
緩和・軽減するとともに、
人生の最期まで尊厳ある生活を
支援すること
これまでは終末期になると、
入院を余儀なくして、
少しでも生命を維持することが
優先されてきました。
最近では、その人らしい最期を
迎えるために医師の指示による
症状緩和などの処置を行いながら、
自宅や施設で静かに死を迎える
「看取り」の考え方も広がって
きています。
ターミナルケアと看取り介護の違いとは？
ターミナルケア
病院での看取り「終末期医療」
点滴や酸素吸入などの医療的ケアが中心
看取り介護
介護施設での看取り
食事や排せつの介助や、褥瘡の防止など、
日常生活のケアが中心
延命措置をせず、自然な形で看取りを行うのか、
最大限の医療を尽くすのか、
これには正解はありません。
ご本人の意向、
ご家族とよく話し合って、
どこで最期を過ごすのが
本人さんにとってよいのかを
考えて選択をしていただけたらと思います。