あの日、自宅に警察を呼んだのはどうしようもないから呼んだのではなく、前もって旦那さんと決めていたから。
旦那さんと話し合う中で
『次、お嬢が暴れたときは迷わず警察を呼ぼう。でも、これは一か八かの大勝負。警察を呼ぶ事でお嬢が逆恨みしてもっと酷くなるかもしれない。でも、家族の誰かが殺されるよりいいじゃないか。お嬢を殺人犯にはさせたくない』
親の私達があの時してあげられるお嬢への最大の愛情表現が警察を呼ぶこと。
『そんなのが愛情表現?もっと違う方法あるでしょ~』
と思う方もいるかもしれないけど、今でも私はあの日の行動がすべてだと思っている。
そしてお嬢は6月9日の夕方に家を出ていき(当時の彼氏の所へ)3ヶ月ほど離れて暮らすことに。
その時、お嬢16歳。
やっぱり心配事は尽きなかったかな。
でも、離れて暮らした事で家族みんなが気持ちの整理ができたというか。
3ヶ月後に当時の彼氏と別れて自宅に戻ったんだけど、お嬢はお嬢なりに成長。
今でも時々暴れん坊になるけど、前のような私への暴力もほぼなくなり、口喧嘩のすごいバージョンって感じかな
我が家の子供からの家庭内暴力は自分の気持ちを上手に表現できない不器用なお嬢が家庭内暴力という歪な形で親に助けを求めていたんだと思う。
どんなに不器用でも家庭内暴力はダメだけど、そういう形でしか表現できない子がいることは間違いない。
私にとって激動の2年間だったけれど、今思えば学びしかなかった2年間。
これからもお嬢は形を変えて心配事や試練を与えてくれるはず。
どんな事が起ころうと真っ向勝負で向き合ってやります!
ここまで来たらトコトン付き合ってやる~!