『真の治す働き』というのは、人の内部の生命力によってその力を発揮するのであります。

 
また、薬に頼ろうとするするということは、二つの害を生じます。

一つは、自己の内にあります自然療能力を弱めてしまうこと。

今一つは、薬を使いすぎることによって、その病気が治っても、他の病気を発生させてしまうということです。


また、お金がたくさんかかってしまいますよね。

そのお金をもっと有用に使えば…例えば、自分のためなら、
おいしいものを食べるとか、世のため人のためということであれば、災害見舞金として寄付するなどのように、そのお金を使うことができます。

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 医者や薬が病気を治すのではない

       

 薬が病気を治すのではありません

薬というものは、ただその病気の症状を緩和し、患者の苦痛を一時的に取ってくれるものなのです。

 
薬というものは、必ず何らかの副作用があります。

 
日本のある大きな薬品会社の会長は、決して自社の薬を飲みません。

 
そして次のように言っているそうです。

 
「私は薬を飲まないで、自然療能力
(しぜんりょうのうりょく)で治すから、君たちが薬を飲みなさい。」

 
彼は、薬害ということを知っているのです。

 
また、医者や、整骨院が病気を治すのではありません。病気を治すのを手伝ってくれるだけなのです。

 
「神が治して、人(医者)が儲ける。」などという言葉があるくらいです。
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しかし、その反対の感情感謝・親切・愛情・寛大・善意・赦(ゆる)し・明るさ・穏やかで柔らかくあたたかいなどの感情は、人間の体液を健康にする働きをしてくれるのです。

 そして、このプラスの感情によって人を健康にする活力の流れが盛んになり、過去においてマイナスの感情を起こした結果生じたところの病気を発生させる有毒な原因を消滅するようになって行くのです。

 

恐怖心で死亡した実例

 
昔の話ですが、外国のある大学で実際にあった話です。

 
その大学の門番は、学生たちから、どのような理由があったか知らないが、大変嫌われていたのでした。

 
学生たちが相談して、その門番をとっちめてやろうという計画を考えたのです。

 
ある晩のこと、こっそりとその門番のところへ忍んで行った数人の学生たちによって両手を縛られ、広場に引き連れて行かれたのでした。

 
学生たちの代表が、その門番の罪状を読み上げます。そして最後に

 
「以上の罪よって、ここに汝を打ち首の刑に処す。」と言ったのでした。

 
門番の目の前には大きな斧(おの)が置いてありました。

 
「この斧によって、汝の首をはねる刑に処す!」と学生が言いました。

 
そして、門番は目隠しをされて、両手を上から押さえつけられ、首を台の上にのせられました。

 
一人の学生が濡(ぬ)れたタオルを持ってきて、「覚悟せよ!」と、大声で叫びながら、ピシャッとその濡れタオルで門番の首を打ったのでした。

 
学生たちはどっと笑いました。


しかし、その瞬間、門番は、両手と両足を瞬間的にはね上げたあと、ピクリとも動かなくなりました。

 
「もう、勘弁してやるか…」

 
目隠しを取ってやり、その門番を起こしてみると、その門番は恐怖のあまり本当に死んでしまっていたのでありました。
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(ご購入はこちら)http://purepls.com/ec/?adn=99640&adcode=716581&lp=lp1&ad_id=1とびばこ (2)

以上の引用文からわかることは、私たちは、色々な精神状態

悲しんだり、怒りを爆発させたり、暗く沈んだり、恐れたり、嫉妬や妬(ねた)み、不平不満

などのマイナスの感情は、それぞれが人間の肉体に種々さまざまな悪い影響を与えるということなのです。

そして、人間がそのうちのマイナスの感情だけを保ち続けるならば、体に病気を起こし、やがてそれが慢性病となって持続するのです。

 
 例えば、ある人が憤怒
(ふんぬ)の感情を起こした・・・

つまり、怒り狂ったとするならば、その人の肉体の正常で健康な働きをする分泌液を腐敗させるような状態になり、

体液は正常な働きをしなくなり、有毒で破壊的な成分に変化してしまうのです。


つまり『怒れる者は毒に満つ』という言葉の通りになってしまうのです。


以上のようなことが、広範囲にわたって継続されるならば、

その異常な刺激の影響の積み重ねよって、特殊の病的組織を発生し、やがてそれが慢性病になってしまうのです。

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清掃堂々 (2)
「叱咤
(しった)…つまり、大声で人間を怒鳴りつけることを、特に幼い子供に対して行うことは、どれほど害があるかということは、はかり知れないのであります。
(もちろん、それが大人であっても同様です)


強烈な感情の興奮は、しばしば嘔吐(おうと)をもようすることもあり、極端な憤怒(ふんぬ)や驚きの感情は、黄疸(おうだん)を発病させることもあるのです。


 憤(いきどお)りによる激しい闘争精神は、脳卒中を起こして死に至るケースもあります。


 また、たった一夜の精神的な苦悩によって命を縮めてしまったような実例は、数えきれないほどあるのです。


 悲しみや、長期にわたる嫉妬(しっと)の感情や、深い不安、恐怖、憂慮(ゆうりょ=心配)の感情は、時には、精神異常を引き起こすのであります。

 
暗い想念、不調和な気分は病気につきまとう自然の雰囲気です。

 犯罪は、邪気(じゃき)の満ちた雰囲気の中で増大するのであります。」

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憤怒(ふんぬ=怒り憤〈いきどお〉ること)の感情は、唾液の成分を変化して人間の体に有害な毒素に変えてしまうのである。

 
急に猛烈な興奮を起こすときには、数時間のうちに心臓を衰弱させるだけでなく、ついには死を招くことや、精神に錯乱状態を起こすということは、それまでにも知られた事実である。

 
多くの科学者の発見したところによれば、強烈な罪悪感を感じた人物の冷汗
れいかん=冷や汗)の成分は、普通の発汗の成分とは全く異なっており、

場合によっては、汗の成分を分析することによって、犯罪容疑者の心の状態を知ることができる…

その汗にセレン酸(
H2SeO3)を入れてみると、あざやかなピンク色に変わるというのである。

 
恐怖心によって死んでしまったというような実例は、多くの人々が知るところである。

 
これに対し、『勇気』は肉体を健康にするカンフル剤である。

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《人間は、いったん罪を犯すと、自己処罰の観念が働き、

自分で自分を処罰して、いろいろな災難や不幸を自己に呼び寄せたり、

その人自身を病気にかからせたりするということを、アメリカの精

神身体医学の大家であるカール
Aメニンジャー博士が『おのれ

に背くもの』
という著書で発表しています。


自己処罰の観念…これは、潜在意識の働きなのです。


ちなみに、現在意識の実現力は5%で、潜在意識の実現力は95%であると言われています。》

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想念感情の力

 
アメリカ最大の医学大学出身で、有名な著述家のうちの一人になっている人であるが、その人は次のように言っているのであります。


心というものは、自然の与えた『肉体の保護者』である。


すべて心に思うことは、その想念の通りに肉体に再現する傾向があるのである。

病気の症状をものすごくはっきりと、ありありと心に描いたり、

不倫の感情その他ありとあらゆる不徳の感情は、

魂に病的にしこりを発生させ、そのしこりが肉体に再現して多くの病気となっていくのである。

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このような実例もあります。


ある母親が、ごくわずかな間、何らかの原因で非常に腹を立ててしまったのです。

ところが、胸に抱いている赤ん坊が、そのあと一時間後に死んでしまったのでした。


『怒れる者は、毒に満つ…』という言葉がありますように、

この母親は、怒りに満ちた状態になり、その体の中の成分に毒素が発生した結果、

その母親のお乳
(ちち)が有毒な成分となり、その毒に満ちたお乳を飲んだ結果死んでしまったということが考えられるのです。
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