自然死、、、え?!人間て自然死ではないの?
自然死っていったいなんなの?
自然死でない場合はどういう場合なの?
疑問に思いませんか?
私たちは自然物、自然に生まれ自然に還る。
もちろん自然に死ぬ。
それはごくあたりまえのことではないでしょうか?
お年寄りがいよいよ自力でものを食べられなくなった、、、そろそろ寿命ともいわれます。
私の祖母も食べ物を受け付けなくなって、せめてすいかでもと口にいれてもまったく喉にふたができてるかのように受け付けませんでした。
横で添い寝していた娘も気が付かないままなくなったそうです。
もちろん自宅でした。
昭和49年の事です。
祖父はもっと前でしたが少し体調が悪いと臥したら割とすぐに亡くなったそうです。
田舎故お医者さんもすぐには来れません。
親戚に声をかけて皆が見てる所で自宅のふとんの中で亡くなりました。
祖父は土葬。祖母は火葬でした。
以前は頻繁に病院に行くことがなかったので、それですんでいました。
ところが今や少しでも違和感があったらすぐに病院に行く。
自分でなんとかできる知恵をごっそりどこかに捨てられて、軟弱な人間になってしまいました。
老衰で食べられなくなって、水も飲めなくなった場合7日から10日までに亡くなるケースが多いそうです。
実際に現場で看てきた老人ホーム「同和園」の附属診療所長である中村仁一先生が本に書かれています。
先生は、生まれるのも自然、死ぬのも自然、この自然の出来事が辛かったり苦しかったりするはずがないとおっしゃっています。
医療や介護が余計な手出しをして邪魔をしなければ、私たちの身体は自然の仕組みが働いて穏やかに安らかに死ねるようにできているのだそうです。
誰でも穏やかに死にたいですよね。
これを妨げている行き過ぎた医療、介護とは何か?
(死期がきているお年寄りの話です)
胃ろう
点滴
経鼻チューブ
など
無理に食べさせる
無理に食べさせて喉元にたまりそれを鼻から管を入れて吸引する
身体が弱ってるのに入浴をさせる
これらは患者さんにとっては苦痛で先生は拷問と言われています。
無理だったらされたくないですよね、、、
できればそっとしておいてほしいような、、、
しかし現代はおかしくて、自然死を不自然な不審死みたいに扱い死亡診断書は書けずに死体検案書となるのですね。
人工的に扱った方がよっぽど不自然死だと思うのですが、このあたりの矛盾は早期に解消したいものです。
中村仁一先生のお話は、まことごもっともです。
現代医療どっぷりのお医者さんもぜひ見て、聴いてほしい。
変えていってほしい。
何よりも患者さんや家族みんなの意識が変わらなければむずかしいです。
意識が変われば、あっという間にしあわせな大往生時代が実現するものと思います。
中村先生のお話をぜひ聴いてください。
そして、このしごくまっとうな話がたくさんの人に広がって、常識になっていったらいいなと思います。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=6&v=rIXXGBz0pUE
お読み下さりありがとうございます。
みなさまがしあわせでありますように。