人生は、出会いだと思った。
旅だとよく言われますが、旅は出会いです。
出会いと別れは、ワンセットで捉えられますが、別れは今は思い出せません。
そこにいるのなら、別れではないと思ってきました。
いないのならどうだったのかを思い出せなくなっています。
居なかったことにはなりません。
いつでも思い出せるのなら、居るのと同じかもしれません。
私と一緒に未来に連れていくことも可能です。
そういう話もたくさん見てきました。
以前は、良いものや良い人がたくさんいたように思います。
時や時空はどこかで繋がっています。
今は、戦時中の過去と繋がった気がします。
教科書の中のことは、いつも遠く感じました。
現実から切り離されていることに気づいていました。
今は、現実と繋がりました。
哀しみも繋がります。
人は何かに投影していると一瞬感じました。
投影は鏡です。
誰かの想いや心が何かに投影します。
別の人の中にも投影されます。
人生は、出会いです。
何かに出会う為に居るのです。
別れは、言うなれば、出会いの副産物で、悲しくも苦しくも人の心を引き裂くような痛みを伴うこともあるかもしれません。
私は、悲しみが嫌いなので、未然に防ぎたいのです。
悲しくない出会いの人生がいいのです。
残るのは、後悔や寂しさですが、すべては自分の感情です。
相手は何を思うでしょうか?
それすら、自分の感覚ですが、幸せなことや愛したことや愛していることを思い出せたら、お互い苦しくないかもしれません。
どんな感情を持ったとしてもそれが真実です。
向こう岸ですが、何度も巡って今は目の前にいるので、何かできることを…と思います。
出来ないことやないものばかりを数えるのは止めよう。
私は、あるものを数えた方が早いからあるものを数えてきましたが、いつも足りないのは内にあるものでした。
貰わないと与えられないとみんな言いますが、私から見るとたくさん持っていて、たくさん与えられていますが、みんな「ない」と言います。
もう十分貰ってるよと思いますが、ない方ばかりを向いています。
確かに欲しいものがないのは辛いことですが、あるものをないことには出来ません。
物事は、両方あるのです。
たくさんあってもひとつもない…
心の置場所一つで変わるかもしれませんが、人は触れられるものを欲しがりますが、本当に求めているものは、感覚的なものです。
脳は曖昧な世界なので、私達はいつもありもしないものを真実だと思うのです。
想像(創造)することがすべてです。
私が居ても居なくても私が私であることには変わりません。
すべては脳内で起きていることかもしれません。
美味しいのも不味いのも人それぞれです。
私が美味しくないものを人は美味しいと言いますが、私は感動するような美味しいものが好きでした。
感動する程美味しいものが、時々出来ました。
もう思い出せませんが…
同じ人は二度と現れないので、人の希少価値は、レアメタルよりも金よりも高いのです。
光らない石を集めよう…
その方が幸せだから。