CDTV(カウントダウンTV)で宇多田ヒカルさんが24年ぶりにTVで『First Love』を歌われました。

過去にTV『First Love』を歌ったのが2回というのも衝撃的でした。

記憶が思い出せないので、いつ歌ったのか全く思い出せません。

大体のことは観てきたので知っていた可能性は高いですが、もう何にも分かりません。

左脳もダメージが酷く激痛です。

大切なものが何にもなくなってしまいます。

何とか生きてきましたが、心ないものがあまりに多くてダメージは更に大きくなりました。

言いたいことを言葉に出来ることがどれだけ素晴らしいことかと思います。

言葉は自分自身です。

時の流れが分からないので、不思議な感覚しかしません。

懐かしい訳でもなく、不思議な感じがします。

過去と未来を繋げません。

ドラマ『魔女の条件』も同時、観ていましたが、内容が微かにしか分かりません。

過去のblogに書いた記憶も微かにありますが、今はもうあまり分かりません。

松嶋菜々子さんの魅力を再認識していますが、『GTOリバイバル』でも松嶋菜々子さんが最後に登場した時の感覚が何とも言えませんでした。

演技ではないそのままの表情と存在に見えました。

混沌として見える世界に暖かいものが見えた気がしました。

「みんな仲が良くて良かったね…」と安心感を覚えました。

長く居るということはそういうことなのかと思いました。

まだ見ぬ未来に触れる感覚がします。

私には今がないので、過去を頼りに生きてきましたが、その過去や未来すら消えかけていますが、時が経った感じがしません。

今より過去の方がしっくりきます。

松嶋菜々子さんの存在感や人としての吸引力を改めて感じていますが、見ていてストレスフリーな人を幸せな気持ちにしてくれる人です。

進化しながら根本的な所は変わらず、長く続けられる人の魅力ですね。

『First Love』のアルバムは私は買っていませんが、当時、2人に1人が買っていると言われていたように思います。

知人も買っていました。

最近までずっとカラオケや携帯で聴いていたので、改めてTVで聴くと感慨深いですね。

『時』の流れを思います。

何十年も会っていない人を時々思いますが、もう会うことはないでしょうね…

1度も会ったことのない姪や甥の写真を見せてもらってももう他人です。

全く知らない人です。

写真の中の人はいつも知らない人です。

私の知っている甥や姪も何年も会っていないので、私の知らない人になりつつあります。

人に縁がないので、誰とも繋がりはありません。

子供の頃から知っていましたが、家族とも友人とも長くいることはありません。

10年も居た人は殆んどいないかもしれません。

3年居ることが珍しいので、高校生で初めて3年以上知っている人がいることに驚きましたが、誰とも縁はありません。

すぐにいなくなるので関わる気持ちも更に薄まります。

以前、真矢みきさんが同じようなことを言われていましたが、引っ越しばかりだとあまり積極的に人と関わらなくなります。

短期間の繋がりで仕事も変わればその後は記憶も感覚もリセットされてしまいます。

みんな会いたくないから会いに来ません。

10代の頃から卒業も哀しくありませんでしたが、生きていれば会おうと思えばいつでも会えます。

会いたいと思わないから誰も会いに来ないのです。

写真の中の人は見る度に姿形を変えて徐々に私の知らない存在になっていきます。

私とは違う価値観を持っているので、誰も会いには来ません。

みんないつの間にか知らない人になってしまいます。

私なら会いに行くと思いますが、誰も会いたいと思わないので、みんな会いません。

自分の家族のみを愛して永遠のお別れをします。

それなら初めからなかったらいいのにと虚しさや苦しんだ過去を思います。

全てが無駄な苦しみです。

いずれ離れていくものに無駄に苦しめられた時間がなければ何の痛みもなかったのにと思います。

踏み荒らしていなくなるだけなら本当にいらない苦しみです。

子供の頃から感じていた時の焦りがどこから来るのか分かりませんが、いつかいなくなるものをずっと追いかけていました。

今が終わると思う感覚はどこから来るのでしょうか?

誰も何も思いませんが、時を追いかけ続けた日々もいつかは終わります。

「会いにいかなきゃ」といつも感情に追い立てられていました。

その日の気持ちが消えないように手紙にして渡していましたが、何がそうさせていたのでしょうか…

永遠の別れに気づかずにいましたが、振り返れば全てが永遠の別れの繰り返しです。

もう二度と誰とも会うことはないと思います。

昔会った引っ越し業者の人にももう会うことはありません。

道を歩いていても誰もただ通り過ぎるだけの人です。

そこに悲しみはありません。

今まで会った全ての人とお別れしましたが、そのことに気づく人は少ないでしょう。

痛みがなければ人は気づかないのです。

その日が最後だとはもっとずっと後にならないと気づかないのです。

人は時の旅人なので、哀しみの中に生きています。

そんな気持ちを思い起こさせるメロディでした。

初めから何もなかったらそこに痛みはありません。


言うまでもなく、命は尊いものです。

すべての人の命と時と心が必ず守られますように。

他人の痛みや哀しみに無関心なんて悲しすぎます。

冷たい人や社会を沢山見過ぎてしまいました。