かみなりにのって
ミケランジェロにあいにいく

このかみなりにのって
いっしゅんのままに

あのろーまの時代に

イタリアの
どこかな
あの
雲が
きょう呼んでた

パレットのように
うつくしい
あの
絵画の
そらへ





そらがひかってた
なんども
なんども
星のまたたきのような
いろの

ひかりが
そらに
きらっきらっ
キラっ
キラって
きらりって
ひかってた


このひろい
そらに
おどるように
あそぶように
かみなりは
あちらこちらに
ひかってた


あなたを
おいながら
この
そらを
むちゅうで

どこかの
どこかの
どんなときなのか
どちらさまなのか
わかんないけど
わたしをみてて
なんか
そんな気がした
みられてるって
きがしてて
でも
とっても すてきな
きぶん だったよ
とっても とっても
どんなときにも
いきてるって
そんな
じかんだった











  







 

2023年7月27日録音