昨日うれしかったことがありました
話の主人公はベージュのつなぎをきている男です
彼の名は「咳かんちがい」くん!
みんなから「咳くん」と呼ばれています
もともとガラスのハートを強くしたいということで「ヘラクレス」という名前だったのですが途中から「咳くん」にかわりました。
咳くんは、対人恐怖症で過敏性腸症候群という緊張するとオナラがたくさんでてしまうという病気です。
学生時代に人とすれ違った時に「臭くなかった」と言われたのをきっかけに、周囲の人から臭いと思われているという勘違いがはじまったようです。
その勘違いを繰り返し、周りの人が咳をしただけで「臭いから咳をしたんだ」という思い込みになって苦しんでいたそうです。
そのため、「咳をして臭いと思うのは勘違いだ」と思うようになるために「ヘラクレス」から「咳かんちがい」に改名されました。
そんな咳くんですから、集団生活なんて苦しくて苦して、開始1週間は毎朝「帰らして下さい」、「もう限界です」、「もう無理です。もう無理です」の連発でした。
過緊張で右手の震えが止まらないでいたときは、「さすがにもう限界か」と思いました。
開始早々に帰ることになりそうでしたが、両親から「このまま帰ってきても何も変わらないから、もし帰ってきたとしても2年程お寺へ行かせる」と言われたらしく、腹をくくって「もう少しがんばってみる」と残ることを決めました。
そんな咳くんだから、東野社長に「気になしていてほしい」と頼まれ、二人だけでみんなと別の作業をしたり、夜にゆっくり話をしたりと咳くんと過ごす時間は長く、仲良くさせてもらってます。
みんなとも少しずつ話せるようになり、明るくなってきた咳くんですが、「外出は人から臭いと思われるかもしれないので無理です」と外出はみんなで食事に行くときぐらいしかできてません
その咳くんが
咳:「今度の休みなんか予定ありますか?」
僕:「なんもないよ」
咳:「それやったらスポーツ用品店に行きたいんですけど行きませんか?」
僕:「!?・・・・・・・いいよ!」
あまりにもビックリしてしまったので、0.2秒で返事ができませんでした。
咳くんの成長にビックリです!
ほんと人の成長にを間近で感じれる場所にいさせて頂きありがたく感じています!
これからも少しずつ、咳くんのコンプレックスを克服できるように一緒に方法を探して、応援していきます(^o^)