(写真は 星野リゾートさん のHPよりお借りしました)

 

先ほど鹿児島と宮崎で最大震度4の地震が起こりました。

私はちょうど庭仕事をしておりましたので、それに気付かず

犬の散歩をしているご近所さんとのご挨拶の中で

それに気づいた次第です。

 

地震が起きる直前に、庭で変わった虫を見つけました。

最初ガガンボかと思いましたが、ちょっと違う。

たぶん蜘蛛なのだろうと思いましたが、

足がとても細くて長くて、一本だけすごく長い足があり

その一番長い足?を白杖のように動かして

安全な行手を探しているような動きをしていました。

 

その虫を見た途端、咄嗟に私は

 

「手長足長?」

 

そう呼びかけていました。
手長足長(テナガアシナガ)は土グモ=イシジン
これから地震が起こるよ?と教えてくれたのだと
なんとなく、そう思いました。

 

 

実際には、この虫は蜘蛛でなくダニの仲間だそうで
「ザトウムシ」という名前だそうです。
星野リゾートさんのHPから引用しますと

 

2本だけ、他の脚と比べると異様に長い脚があり、その脚で周りを叩き、確認しながら歩いています。この様子が、杖をついているように見えることから「座頭虫」と名付けられました。湿った森の中を歩き回り、小さな生き物やその死骸を食べています。そのため、「森のお掃除屋さん」と紹介されることもあります。

 

1本だけと思っていたけれど実際は2本だったんですね?

私がその長い足を「白杖のようだ」と感じたのは
あながち間違ってはいなかったのですね。

 

地震が起きて「ああ、やっと起きたか!」と思いました。

結構長いこと「起きそうだな」と思っていたので。

ずっとずっと我慢してくれていると思っていたので。

 

人間にとって震度4でも
地球やイシカミさんにとってはきっと
「ほんの少し」動いただけなのだと思います。

白杖のような足で用心深く確認して進む
ザトウムシみたいにイシカミさんたちも

すごくすごく気を使いながら動いたのだと思います。

 

日本を支えてくれているイシカミさんたちは
これで少しは楽になってくれたでしょうか?

それとも、もうしばらくは動きますでしょうか?

 

地球も生きていますから致し方ないですね。

じっとしているとあちこち凝って辛いですからね。