覚醒のプロセス⑥「終わらない癒し」

1995年
前職を始めてからすぐに
先輩の影響もあり
心理学や人間学を学び始めました。



母のようになりたくない!


と思いながらも
母のように感情に任せて
こどもを叱る自分に
自己嫌悪の日々でしたが



子育て論や心理学を学び
学んだことを実践することで


育てる・育むことの意味や
心地よい子育てのやり方を
理解していくことが出来ました。


能力開発のメンタルトレーニングに
何十回も参加し、
「自分」というものに
とことん向き合い続けました。

人間として
リーダーとして
どう在るべきか?


「組織の大きさは
リーダーの人間の幅に比例する」

「自分を磨かなければ
組織の成長はない」

そう教わり

自分勝手にわがままに
生きてきたわたしは
自分にも人にも
とことん向き合いました。


「いやなわたし」を
変えたかったし

「いい人」「善良な人間」に
ならなければ!

と思っていました。

「ポジティブシンキング」
という言葉を知ったのもその頃。

わたしは何て
「ネガティブ思考」で
生きてきたのかも思い知りました。

成果を出すには
幸せになるには
プラス思考にならなければ!
·····と思って自分の思考グセの
修正を始めました。


「トラウマ」という言葉も知りました。

わたしの中にたくさんの
「トラウマ」=「心の傷」が
たーーーーくさんあって
その「心の傷」のせいで
わたしはいつまでたっても不幸なんだ!

そう思っていました。

わたしは、心の傷を治すべく
貪欲に学び

自分が
自分を受け入れること

自分が
自分を認めること

自分が
自分を愛すること

をやり続けました。



自分を癒す····
というプロセスでした。



この道のりが
とても長く感じました。



受け入れても受け入れても
受け入れられない
嫌な自分がいる。



認めても認めても
認められない
嫌な自分がいる。



そして「向上心」という名のもとに
自分の足らない部分を見続ける。

ゴールのないマラソンを
走ってる気分。

 



癒しても癒しても
癒されていない自分が出てくる。

終わりのない
モグラ叩きゲームのようでした笑

真実を
いのちの理を知った今は
そのカラクリが
よーーくわかります。

わたしを含め
全人類がゲーム盤の上にいる。

「3次元没頭ゲーム」

この現れている世界には
真の癒しはないことを
この時のわたしは
まだ知りませんでした。