ブログを見ていただきありがとうございます
本日二度目の投稿です
前回の記事で紹介した「ファンダメンタル投資の教科書」で学習した
「貸借対照表」に関して備忘録的に記載しておきます
==========================
- 貸借対照表とは?
決算短信に掲載されているもので、バランスシートとも呼ばれます。
その企業が有する財産や債務がどれくらいあるかを表したものです。
- 貸借対照表から何がわかるの?
企業が持っている財産に対して、その財産の元になったお金がわかります。
つまりどのようにお金を工面したかがわかります。
- 貸借対照表はどんな構成?
貸借対照表の構成は以下のようになっています。
「資産=負債+純資産」
- 実際の決算短信に記載されている例
以下は、実際にアウトソーシング(2427)のIR資料で公開されているものです。
上記から、アウトソーシング の21年1Q時点での状況は、
資産:332,905百万円
負債:258,542百万円 + 純利益:74,363百万円 =332,905百万円
となっており、しっかりと「資産=負債+純利益」となっていますね。
- 結局何がわかるの?
上記の内容から、経営の安全性がわかります
指標としては以下2つとりあえず見れればOKだと思います
自己資本比率(%) = 純資産 ÷ 資産 × 100
流動比率(%) = 流動資産 ÷ 流動負債 × 100
自己資本比率が高いほど、外部の影響を受けにくい盤石な企業と言えます。
一般的に、自己資本比率40%程度で問題なく、50%を越えれば優良企業と言われています。
貸借対照表の「流動〜」というワードは、すぐに現金化できるという意味です。
逆に「非流動〜」というワードは、お金に困ってもすぐに現金化できないという意味です。
流動比率が高いほど、短期的に支払う必要がある負債に対して、
十分に現金化できるだけの資産があることを表しています。
一般的に、流動比率が130%程度であれば問題なく、200%以上あれば良い経営と言われています。
アウトソーシングの場合
自己資本比率 22.3% = 純利益74,363百万円 ÷ 資産332,905百万円
流動比率 92.8% = 流動資産154,766百万円 ÷ 流動負債166,812百万円
目安の値よりもどちらも下回る結果です。
このことから、多少のリスクを取りながら、売上拡大をしている企業であることがわかります。
このように、中長期的に長い期間をホールドする銘柄は、
株が紙くずとならないように、経営状況をしっかりと確認しておく必要があります。
みなさんも銘柄選びに役に立つと嬉しいです。
このブログが少しでも気になったら、いいね や フォローしていただけると幸いです!
モチベーションに繋がります(^^)v