USBアダプターのちょと難しいお話し。 | ハイオクガソリンは飲み物ですか!?(笑)

久しぶりに注文が入ったので!

3CH仕様にバージョンアップしてます。

プログラムも受信器のPWMの周波数の出力波に合わせて再調整しました。

格段にレスポンスアップしてるんですが、ゲーム内でのコントローラのFPSは最大で120程度。

世間一般に知られているFPS値が高い方がレスポンスが良いと言うのは気にしてませんけど、時々数値が低いと言われるんですよね。
まぁ、同じスペックの基盤であればFPSは高い方がいいんですけどね。


VRC用USBアダプターと言うのは、受信器から出たPWM信号をマイコンで解析してPC用の信号に変更して送るという仕組みになっているので、CPUの処理速度というのが重要になってきます。


一般的な自作USBアダプターの基盤のCPUは8bitなのですが、うちのオリジナルUSBアダプターは32bitのCPUを使ってます。

4倍のスペックのCPUが処理速度で負けるわけが無いですよね?
なので、VRCで定義するFPSというのはUSBアダプターとPC間の通信回数と考えてます。
 

受信器から出る信号を100としたときに8bitのCPUからPCへ信号を送れるのは20〜25くらいでFPS600くらいと仮定しましょう。

そして、32bitのCPUがPCへ一度に送れる信号は100で、FPSは120とします。



8bitのCPUは受信器の信号を一度に送れないので信号を分けて送る事になりPCとの通信回数が増えてFPSが上昇する。そしてプロポのレスポンスモードを上げてもゲーム内でレスポンスが変わらないという現象が起こるのではないでしょうか?


実際に有線のUSBゲームパッドコントローラでもFPSは120程度までしか上がらないので、600や900なんてFPSはおかしいんですよね。
そもそもFPSで表してるのが間違いなのかもしれないけど。