これから「家」を持ちたいと思う、または大人になりたい人に、読んで欲しいと思うブログです…
あなたの「マイホーム計画」のお役に立つために…今日は「湯沸かし器」のお話です…!
伝統的なバンガロースタイルのポーチの家です…
破風がコロニアル風です…
グレコローマンの円柱の外観が目を引きます…
「湯沸かし器」のお話です…
ブルッ…寒くなってきました…!
こうなると恋しいのが暖かいお湯やお風呂です…おでんや熱燗、鍋物だという人もいます…お奉行出番ですゾ…!
そんなお風呂やシャワーにお湯を供給する「湯沸かし器」と「詝湯器」のお話です…
その前に、都市では一部の村落を除いて「都市ガス」が供給されています…その他の多くの地方は「LPガス」です…定期的に専門業者が配達して回る、あのボンベに入ったものです…この二種類は単位時間の燃焼効率に違いがあります…使えなくなる器具もあるので、新築の「家」に引越しをするなら、地域がどちらのガスかを一応把握してください…今までの使用量の差や代金の支払い方法などの習慣にも慣れないとね!
「湯沸かし器」と「詝湯器」の違いですが…
お勝手にブラさっがっているのが「湯沸かし器」です…蛇口を開けた瞬間、すぐお湯が出るので「瞬間湯沸かし器」と言います…要するに、このように水をお湯に変えるのが「湯沸かし器」です…
少し前まで、すぐ頭にくる人、今ならすぐキレる人のことを「瞬間湯沸かし器」と言っていましたが、今ではあまり聞かない言葉です… それだけこの器械が今は姿を消しているということで、「家」の居住スタイルも変わっているのでしょう…
これはお勝手の調理や皿洗い、簡易な手洗いなどと使用が限られますが…取り付けが簡単なので、多用されました…最近はカッコが悪いと敬遠されています…またこの器械はガスが燃焼する時の排気ガス=CO2を屋内に排出します…使用時の換気が必要です…
新築時には、お勝手=キッチンやお風呂=バスルーム、洗面所などでめいめいが使えるように、お湯の配管が行われます…この時の器具を「貯湯器」と言ってもいいようです…正確には、お湯を貯める器具ということですが、施工現場ではこの言葉は同義語で使われています…
新築では大抵は四角いデザインの型が屋外に据え付けられます…ここから屋内の各所に配管されます…
ところでその大きさ=能力を表すのに「号」が使われています…これは「一分間に(そこの)水温よりも25度高いお湯を供給できる」という目安を表します…
一般の家庭では、16号、20号、25号などが標準です…当然ですが、号数が大きくなるとそれだけ給湯能力も高くなります…号数は湯沸かし器の型式シールに表示されています…!
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ただしお湯は、以前ブログにも書きましたが、同じ温度でも「潜熱」で熱の感じが違います…
言い換えれば熱の「質」のようなものが違います…例えば温泉や鉄びん、それも薪や炭でこの熱さの「質」の違いをあなたもハッキリと経験しているはずです…冷めやすい体やお茶の一方で、いつまでもポカポカ暖かい体やお茶があります…お年寄りが美味しいお茶というのもこの差です…
ムダ話ですが…
自然由来の薪や炭は燃焼時に強い遠赤外を出します…これが「熱の質」の違いを生みます…
温泉でも「冷泉」は体温より低い25度以下です…それでもそこに入った後はポカポカとします…これは地球規模で「熱の質」が違っているからです…同時にヤカンよりも鉄瓶で温められたお湯の方がお茶が美味しいと感じるのにも共通します…両方の金属の潜熱も違うからです…
極端な話、お風呂や温泉では人間も「煮えている」ということです…中まで良く煮えて疲労回復ができるほどフニャフニャとなるにはこの「質」が必要だということです…ただし、竹串を刺してはいけません…
ところで最近の銭湯はマキではなく重油を使います…湯船で使われるお湯は、昔のようにマキを焚くと遠赤外線も手伝ってボイラーは徐々に温められます…湯船に溢れるお湯はこの熱を利用します…さらに変換された熱は、大きな湯船が「貯湯器」になってお湯同士を擦り合わせて伝導熱でさらに安定します…
しかもジェット噴流でお湯はいつも攪拌されています…お湯の温度も「質」も良くなるわけです…
コアな銭湯ファンはマキと重油の違いが解ります…これが熱の「質」の違いです…
そういえば「五右衛門風呂」…別荘地では周りをタイルで囲み、釜の真上は鉄板だけという単純な造り…入浴までは時間がかかりますが、そのあとのフニャフニャ具合はすごかった!…あとは新聞紙を丸めてぼっと燃やすだけ…それだけでお湯は熱くなります…「質」のスゴさです…!
「湯沸かし器」はこれに似ています…でも、「水」を「お湯」に変えるのはガスの燃焼の中を水が通る間だけ、すぐ「温まり」ます…「質」なんてそれなりです…だから冷めるのも早いということです…
その上冬期は必然的に水温も下がります…それを25度もあげるのですから、かなり大変です…
ちなみに夏場に体験した蛇口で最も高い湯温にはそのまま手を浸すことができませんが、冬場ではそのまま手をつけられるほどに差があります…1度の違いの大きさをここでも体験します!
例えば身長が普通の人が頭から浴びたお湯も足のあたりでかなり冷えます…
この原因は「湯沸かし器」にあります…冬期では水が冷たく湯温も上がりません…ただ通過しただけのお湯は、貯湯もされないからお湯同士が擦りあうような熱伝導もありません…冷えやすいのです!
最近は独身男性の風呂離れでシャワーがもてはやされます…シャワーを使うと「温度」より熱の「質」の違いに驚かされます…当然ですが、温度を上げるには水の量を絞る=少なくして通過量を減らします…シャワーヘッドからのお湯の量は少なくなって体は寒く、文句は多くなるというワケです…「頭寒足熱」とは逆のことが起こっています…!
それにしても、体は正直です…サッパリしても体は思ったほど温まっていません…夏ならいいのですが…
たまにはゆっくりと「銭湯」で温まってください…いや、十分に「煮え」てください…
これは、いわば「ガス湯沸かし器」の宿命だと言えます…!
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ですから、キッチン、バスや洗面所が同時に使うことが多い家=お湯の蛇口が必要な は、この「号数」が大きいものを選んでください…!
お湯が使われる場面を想像すると、これからの季節、大抵はバスルームを思い浮かべるでしょうね…
日本では昔から「頭寒足熱」で頭よりも足から温めるのが人間には一番いいと言います…
そのせいか最近は「半身浴」が当たり前で、それも20〜30分という長時間も腰から下をバスタブに沈めています…当然ですが、湯温が下がります…この時に自動的に追焚き=湯沸かし器が運転して設定した湯温を保つの機種が「フルオート」です…
あるいは「ちょっと温めるかな」と言って追焚きを手元でリモコンで指示するのが「オート」です…
追焚きでは湯温を保つために湯沸かし器が「運転」します…大抵ボッと音がして運転が始まりますが、この運転音がするのも「ガス湯沸かし器」の特徴です…CO2はそのまま外気に放出されます…!
一方で電気式の「貯湯器」もあります…
「エコキュート」です…料金の安い「深夜料金」を利用したお湯をタンクに貯めます…容量は150〜500リッター×人数です…ヒーターがお湯を作りますが、タンクに貯められている間に伝導熱も上がり熱の「質」も、地球規模じゃなくタンク規模で変わります…電気なので運転音もありません…静かです…!
ただしこの容量を使い切るとまたはじめからやり直し…昼間から、つまり深夜料金以外の時間にバスやシャワーで大量にお湯を使う家族には向かないようです…以前これを備えたお家に呼ばれ、使ったことがありますが、途中でタンクが空になったことがあります…! このタンク内では前回書いたブログのマンションと同じことが起きています…なので直接の飲用には煮沸したほうが安心です…電気事情の変化で「深夜料金」も変わっています…!
設置には「タンク」と空気を利用する「ヒートポンプ」のユニットが必要で、それなりの占有面積が必要です…建蔽率にも影響してくるので注意してください…また「ヒートポンプ」は外気温が低い地域ではあまり効果を望めません…設置が不可能な地域もあります…
もう一つが「エコジョーズ」です…ガス式で、今までの「湯沸かし器を」大型にしたと思ってください…
ただしこれが違うところは燃焼時の排気ガスこれがかなりの高温!も利用してお湯を作ります…!
基本的には今までと同じなので、お湯がなくなる=お湯切れの心配がありません…蛇口から直接飲料もできます…
この二つの方法はともに「電気」を使い、「エコ」を謳います…!
これからの電化住宅やCO2を出さない「環境問題」への負荷の低減が求められます…!
ただし電気も現状では発電所から得ます…例えば火力発電では原材料の石炭・輸送・CO2・送電・分電など多くのコストがかかっています…これらから算出された数字の他に、機器類の設備費やメンテナンス、毎日の運転代などが可視化されて「環境問題」に直結します…どのエネルギーもこの問題を避けては通れません…僕たちはこんな時代を生きています…本当はもっと早く気づくべきだったんですが…!
お湯になるには「水圧」も重要になります…取り付けの可否は、設計者、または専門業者にたづねることです…
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「エコキュート」など大型の機器設置の問題点の一つは、低音=低音波の振動です…この低音波=低振動は睡眠を妨げることがあります…設置はこのことをよく考えて設計してください…
設置場所の強化や機器の各パッキンなど据え付けの方法を考えます…
意外かもしれませんが、設計士も現場もカタログまかせです…カタログだってホントのことは提示しません…でも日常的に受ける家族の個人的な差異は違います…このことを知る必要があります…!
これも以前のブログに書きましたが…
不可聴範囲でも振動は発生します…人間の体には不快な振動です…これを日常的に受けることで思わぬ病気の原因にもなります… ますます機械的になってゆく「家」の中で改良が求められる分野であり、その重要性はこれからも増えてゆくはずです…
「リノベーター」がいち早くこのことの解決にも力を発揮すべきだと知ってください…!
私的な事ですが…ここに列記した仕事には、必ず立ち会いました…それは自分の仕事を確認・理解するためです…同時に感じた疑問・据え付け場所の強化や低周波の遮断など・もあります…
また大きな器械ではそれなりの価格が発生します…東京では、同じ機種でもその差は大きなものです…何よりもガス器具の取り付けには安全が伴い、専門の職種が工事をします…残念ですがここでも「建て主の利益」は確保されてはいません…
その適正値を考えるのも「リノベーター」の仕事です…お客の利益の「正しい確保」こそが最上と考えるからです…
「家」に関するすべてのことを知って理解してください…その上で職人さんの仕事の「質」を信頼すべきだと考えます…!
「家」はますます便利になるでしょう…その便利さを多様なエネルギーが支えています…
その便利さを享受する一方で、人間の本来の自活力の強さや自然観が失われることのないように…
次の世代を考えて「家」と「家族」を作ってください…!
くどい文章をここまで読んでくれて、ありがとうございました!
次回は、今回つながりで「バスルーム」のお話です…!
「この手紙を長々書きました・それは短く書く時間がなかったからです…」とは誰かの言葉…
毎回面倒な文章は、まるで出来損ないのラブレターみたいに冗長です…
「家」にまつわる事柄はどうしても多いからなのですが…でもこれは「あなた」と「家」へのラブレター…
どうかご勘弁ください! 文章力がないとはいえ…毎回反省してマス……!
毎回こんなブログにお付き合いくださる少数の方…ありがとうございます…お礼を言います!
「家」の基本はその本質を知ることです…情報を得て共有することです…
高い買い物です…当たり前といえば、当たり前なんですが…どうにも他人任せのようです…
あなたの「マイホーム計画」が成功することを願います…!
Renovationには修理や修繕の他に刷新や元気回復という意味もあります…
「家」を新しい力で元気にさせる…「リノベーター」に応しい言葉ではありませんか…!



