ミシガン州にある先に描いたゲストハウスのセンターハウスです…
かなり大型です…巨石を積み上げていますが、日本では地盤沈下が心配です…
さすがに、暖炉の伝統か巨石の積み上げには慣れているようですが…
それ以上に「物語」を作るのも上手なようです…
「孤」とは…
子供=孤ども、孤育て、孤食、孤労、家族=絆の離反、友人との別離、その他いろいろあります…
すべてがやがて孤老へ繋がります…何よりもあなた自身の「孤独」を意味します…
老齢化が進んだ今の時代は「家族の絆」までもがおかしくなっています…
年取って「孤独」になるのは多少当たり前であっても、まだ若いのに「孤独」だというのは異常です…
そう「孤」とは「ひとりぼっち」のことなのです…
離婚が当たり前になり、子供のためにと我慢する世代もなくなり、反対に子育てを「孤育て」するシングルマザーやシングルファザーが増えています…
もちろん子供に非があるのではなく、それぞれ育ってきた社会事情が微妙に彼らに影を与えます…
同時に親たちの関わり方にもその影響はありそうです…
簡単に子育てにお節介の焼けなくなった世間…すべては社会構造が変わり、価値観が変わり…社会の無関心は同時に「貧富の差」まで広げています…その中で「孤」立する親と子供…
かつては我が子の生誕をあれほど喜び、キラキラネームまで考え、それこそ「はえば立て、立てば歩め」と願った親心、たくさんの写真や思い出でいっぱいにして、育てたのに…今は家族の会話も減り、「引きこもり」が増え、文字通り親に寄生するパラサイトになっているのも事実です…
親は年をとり、反対に子供はやり場のない力に弄ばれます…
「子ども食堂」がこうした状況を憂う一部の人たちや、子どもが大事なお年寄り世代が中心になって大事に運営されている事実がその実態を表しています…
こんな日はお勉強?…いや、読書三昧です…それにしても、ペットからじゃないでしょうね・?
もちろんこんな家族ばかりではなく、困難な時を乗り越えて健全な家族の関係を作っているのがほとんどでしょう…
とかく僕たちはそんな「光」の部分しか見ていません…それが当たり前だと思っています…
とはいえその光の影の部分に大きな「孤=孤影」がその闇を深くしている事実を、国の統計が物語ります…増える自殺者、家族に見放された死者たち…
いわば光の社会から見えない世界…「社会的弱者」とひとくくりされる人たち…
すでに成長したと思っていた世代がまだ「ひきこもり」だったことに改めて驚かされます…
NEWSで知るたびに、依然として社会がこの問題を解決してこなかったのだということにも驚きます…
この事実はこの問題が未来、次の世代にも引き継がれる問題だということがわかります…
今からでも僕たちの社会が、政治が向き合うべき大きな問題です…
あなたが大事にした子供たちに忍び寄る危機…
こうならないために親がしなくてはいけないこと…?子供や社会から学ばなくてはいけないこと…?
この問題の深刻さを考えれば、解決に税金が使われることも予想されます…それほど深刻な問題です…同時に次の世代にこの問題を引き渡してはいけません…子供達にこんな「負の遺産」を残すなんて…
この問題の解決は当事者にも子供達にも「希望」の問題だからです…
そのことに僕たちが何ができないのだろうか?…
多くの人は子供好きとは言っても我が子なら、と考えます…でも子供が好きなのなら…子供の時代に繋がる全てのことを好きになるべきです…全ての子供とその時代を好きになるべきです…
そのためにも身の回りのどんなささやかなことにも、今出来ることをしてはどうでしょう…
簡単な言葉を交わし、微笑みを返し、小さな喜びを返してはどうでしょう…
すべては君は一人じゃないということを伝えてくれるはずです…
たとえ自分一人でも、小さな優しい世界を作るようにしてください…
もちろん、お年寄りだって「孤独」です…彼らは経験が豊富でまだまだ社会の一員としての自負があります…でも彼らには誰も声をかけません…孤老がいっそう深まります…明日は我が身なのですが…
アメリカのバラードに「 Try a little tendernes ♫」というのがあります…
日本でも西城秀樹さんが絶唱していたので聞いた方もいるでしょう…彼の曲では「恋」になっていますが、ここではタイトル通りに「小さな親切」を試してください…「ありがとう」「こんにちは」「さよなら」と大きく声に出してみてください…先方からの返事を期待してはいけません…あなたがあなた自身に声をかけるだけです…
あくまでもあなたの「心」が大事なのですから…
少しずつ世界は変わり、あなた自身も変われるはずです…
「家」と「家族」が大切なあなたの、もうひとつやれることなのかもしれません…