こんにちは
いよいよ師走です…アタフタアタフタ
東京地方、例年にない暖かな日から「師走」入りです…
さて山火事…カリフォルニア地方の山火事も鎮火したけれど、例年にない規模の大きさだったそうです…
燃焼地域の広さは、報道では東京都に匹敵する面積の広さが燃え、合わせて1000人近い人々が焼け出され、それだけ住宅も失われたそうです…やはりアメリカはデカイ!
山火事はすべての生命を根こそぎ奪います…
地域的に比較的富裕な人たちが住む地域で、有名人も多く、歌手のレディ・ガガもその一人…その中でも彼女は炊き出しなどをしたそうです…ノブレス・オブリージの意識の違いです…日本のセレブと違うところです…
カリフォルニアの山火事はたいていはその規模の大きさで、日本でもニュースになります…その度に伝えられる焼失面積の広さはものすごいものです…日本でこんな規模の山火事が起きたら、数日で列島は消滅してしまいそうです…
山火事の起こる原因はたいていはタバコの火の不始末…消したつもりのタバコの火種は数日は残るそうです…雨が降らず乾燥した草や木に燃え移り、やがて大きな火事になり…これが山火事ですが…タバコがなくても、風に揺れた木々が擦れてその摩擦熱が火事になるなんてにわかには信じられないんですが…
どうやらこれも真実…全ては滅多に雨が降らずに森が乾燥し燃えやすいからこんな現象が起こります…
たしかにカリフォルニアは雨が少なそうです…「カリフォルニアに雨は降らない」という曲はE・プレスリーも歌い、スパイク・ジョーンズは得意の冗談音楽でも歌っていますね…
今は地球規模で気温は上がっています…極北の海氷は溶けて海水が上昇、これで消滅する国もあり、自国の軍事力拡大に埋め立てする国があり…かつてない降雪や雨に降り込められるなど気候の変動が言われます…
確かに地球は温暖化しています…そんな世界に背を向けて、というよりも無視をして地球の未来を考えないカミツキガメは、今回の山火事を監視スタッフの怠慢と決めつけ反省も責任も他者のせいにして恥じません…全ての未来は自分が死んでからだ、オレの知ったことではない!と言わんばかりです…そんなカミツキガメを強固に支持する層も、科学を否定する宗教も存在します…
そんな甚大な被害地域の名前が「パラダイス」です…日本では「楽園」とも称されるこの地域も今はその名前に程遠くなっているでしょう…でもカミツキガメには頼らずにきっと元の「パラダイス」は回復します…アメリカの国民は強く、社会も助けの手を述べます…民衆の力はいつの時代も強いのです…政治家の知らないところです!
スペンサーシリーズのロバート・B・パーカーに「ジェシー・ストーン」というTVシリーズがあります…ロスアンジェルスから逃れた先の小さな街が「パラダイス」です…実際には存在せず、カナダの街で撮影されたそうです…結果は多分に皮肉な使い方でこの名前を選んだのは作者の意図です…「パラダイス」とは名ばかりの街…山火事と妙に符牒があうと感じるのは僕の穿ち過ぎかもしれませんね…
原始的だと思った「焼畑」は収穫後の畑を焼きます…こうやって新しい土の再生を図るそうですが…日本でも秋田県の一部ではまだ行われているそうです…あらかじめ人手を入れて炎=焼くこと…彼らは火すら巧みに管理します…ともすれば放置されて山火事にもなる焼畑…東京周辺に残る「野火止」の地名と機構はそんな野火の拡大を恐れた先人の知恵なのかもしれません…規模の大小さはあっても、ガキの頃の大人たちは火の管理が上手でした…
この地を這うような野火に焼かれた雉(キジ)の母親は羽で我が子を覆って守ることから母性愛の強さを表しています…
今の母親は子にキラキラネームをつけたりブログで自分愛を出すばかりです…
子の成長はあっという間…あなたの「パラダイス」が暗転しないことを願います…
ここまでありがとう
正確には「焼け野の雉子、夜の鶴」やけののきぎす、よるのつる…母性愛の強さを表す言葉ですが、
ともに子育ての巣は地上にあるから火を恐れるということです…
空気も何もかもが乾燥する季節です。ご注意ください!
ね、ご同輩!