こんにちは
来月はもう梅雨…日本列島すっぽりと雨季に入ります…旧暦ではもうその季節…
五月晴れや五月雨というのはこの季節の言葉だというのは前回のブログにも書きましたね…スカッと晴天の青空の夏はもう少し我慢しろ!ということです…
今は住宅の密閉度も高く、その上空気清浄機やエアコンの動員で生活は向上?したんですが…そのぶん天然の自然からは遠ざかるばかり、ついでに風情を知らない生活にもなったようです…
ところでカエル…あの目ん玉のギョロッっとしたやつです…古くは小野道風の絵に描かれたように目的のために努力を惜しまないともてはやされたのですが…周りの小川や池ではカエルの子のおたまじゃくしが孵化して泳ぎ回ったり…おたまじゃくしはカエルの子、うなぎの孫ではあるまいに…♪
こんな風景に囲まれて子供は大人になったんですが…いつの間にかおたまじゃくしもいなくなり、カエルを気持ち悪いと嫌う世代が増えました…
でもカエル=雨とは考えるようで、傘や雨靴にはカエルが描かれています…
はやりのガーデニングでは別のようです…
小さな庭にも代々棲みつくカエル、たいていはガマガエルがいて…梅雨の頃にはのそのそと這い出してきてビックリします…ノソノソ
日本の風物詩ともいうカエルは先の小野道風では努力の大事さを…オドロオドロしたジライヤ=自来也では魔物にヘン〜シ〜ン!シュワッチ…芭蕉の句では静けさを際立てます…「古池や カワズ飛び込む…」カワズはカエルのこと…
これほど身近な生き物もいないのですが…日本は南北に長い国、各地には大小さまざまなカエルがいるようです…
以前、山荘にはどういうわけかモリアオガエルがいました…例の木に登るカエルです…鳴き声も可愛く、瞳もつぶらな小さなカエルです…
それがある夜小屋の扉に登っていました…びっくりした僕は思わず聞きました…「こんな時間にどこへ行くんだい?」「アオモリカエル」「え、遠いよ」…しばらくしてズルズル下がりながら…「それじゃ、カエル」…ってさ…
『 ほっまぶしいな ほっうれしいな みずはつるつる かぜはそよそよ ケルルンクック ああいいにおいだ ケルルンクック 』
これは草野心平さんのカエルです…彼はカエルが大好きだったらしく、詩にもたくさん登場します…彼のカエルの鳴き声はとても人間的です…これは「春の歌」という詩です…
都会では土も匂わなくなりました…雨の降る日、窓を開けてカエルの目線で眺めるのも梅雨の季節の一興です…土の匂いも雨音もいいものです!
ありがとう
そう言えば、ショパンにも雨だれという曲がありましたね…雨や土の匂いを嗅ぐ…この時期だけの大人の愉悦です…
アメニモマケズ…ね、ご同輩!