こんにちは
もう五月です…この月が終わるとこの一年もあと半分だというわけです…ふ〜っ!
五月の呼び名は「さつき」…今なら六月頃、田植えに忙しいから「早苗月」…で「さつき」になったというのがその由来とも…
旧暦の頃は「梅雨」の時期…だから「五月雨を集めて早し最上川」松尾芭蕉の五月雨(さみだれ)とは梅雨の雨のこと…これなら水かさも上がります…で、五月晴れ(さつきばれ)はそんな梅雨の晴れ間のことです…ちょっと今とは表現も違いますね…
昔の言い回しは当時の歳時記に照らし合わせた方がいいようです…
五月は本来は午の月(十二支に当てはめてみて)その端(緒)に当たるので端午…だから端午の節句…男の子の祝い日です…「こどもの日」というわけです…女の子の節句は三月三日、咲く花になぞらえて桃の節句と呼びます…この日を特に男の子に限ったのは、サムライ(もののふ)のように剛直に育てよという親の願い…やはり男尊女卑の文化でしょうか…
この節句に食べるのが柏餅…柏の葉に包んだのは、この木の葉は次の芽が出るまで落葉せず…つまり落葉しないで木を守るから…男の子なんだから家(木)を守れよ!という縁起担ぎ…ついでにこの日に菖蒲湯に入るのも菖蒲=勝負というゲン担ぎ…
その菖蒲ですが、同じ字で「ショウブ」と「アヤメ」と読み分かれます…姿形が似てますが、湯に入れる「ショウブ」はサトイモ科で古来からの薬草、飾るのは「花菖蒲」でこれはアヤメ科…似て非なるということです!…いずれ菖蒲アヤメか杜若カキツバタとも言いますね…どっちも甲乙つけがたいということです!
ついでに一年経ってどれくらい大人になったかなぁ!という背比べ「ちまき食べ食べ、父さんが…♪」のちまき(粽)はあの屈原の故事からです…
もともとは中国の故事にならった端午の節句…中国の黄河の上流の急流を登った鯉が龍になるというのが「鯉のぼり」のはじまり…「登竜門」というのもここからです…
開けた口から吸い込んだ空気が鯉を空に泳がせます…魚が空を飛ぶなんて!…
外国人には「アンビリバボー!」で人気があります…今ではあちこちの自治体の空を大小さまざまな鯉が泳ぎます…
そのてっぺんにあるのが吹き流し…とかく「江戸っ子は五月の鯉の吹き流し、口先ばかりではらわたはなし」…涙もろくて世話を焼きたがり、安請け合いでケンカも早くてタンカもすぐ切るけれど…だけど腹はからっぽ…悪意も因縁も残さない…という竹を割ったような江戸っ子を表した言葉です…もうこんな江戸っ子はいないねぇ…!
そんな「こどもの日」が五日で「憲法の日」が三日…しゃにむに憲法を改悪しようという政治家たちがいて…彼らを支える力もあります…でも彼らのどれくらいが本気で自分の子供たちを戦場に送り出せるでしょう…どんな政治家たちが戦いの最前線に出て行くのでしょう…もう、この国に世界に語る言葉はないのでしょうか?希望を持ちたいものです!
「憲法」を考えてから「こども」たちの鼓動を抱きしめてみましょう…こんなに「こども」と「憲法」が近いのに…子供を軽んじているのもこの国です…そんな五月の始まりです…!
歴史から学べず、世界に言葉を持てない政治家たち…子供達の未来を考えてやれるのはどうやら親たちだけのようです…
ありがとう… GWかぁ、かえって都会でのんびり本でも読むのがいいかもね。空いてるし…!
ね、ご同輩!