こんにちは…!

 

もう九月!

あっという間の月日の早さですね。

九月は、長月!

 

他にも夜長月、暮秋、晩秋なんて言うのがあるそうです。

どれも九月にはいってから、いっそう秋の気配が濃厚だということになりそうです。

たしかに今の新暦とちがい昔の旧暦は今の十月あたり、思い浮かべればたしかにそんな気配のする月です…!

 

異常気象がとやかく言われるこのごろですが、たしかにそんな影響もあって秋の訪れは各地ともさまざまなようですが。

 

でも九月は特別な月のようです!

夏が終わり秋への導入月として、なんだか人恋しい月になるんでしょうね。

あなたの九月は、ディスコ世代ならE,W&F、そう、アース・ウインドゥ・アンド・ファイアーの名曲「September」かな…♪

この曲の冒頭は「君は覚えてるだろう、あの九月の21日のことを…♪」

というんだけれど、21日になにか物語のあった人はとても少数…でしょ。

 

なんで21日なのか? E,W,&Fのモーリス・ホワイトにたずねても、生前にもちゃんとした答えは返ってこなかったそうです。それにしても彼らの東京公演はホワイトが空飛んだりでスゴかったです。今でもあちこちの映画やTVショウにも登場しますから、大変な人気のある曲なんですね!

 

 

僕の九月はやはりこの曲…ただ「September Song」♪

 

もとは古い曲ですが、映画の挿入歌で「旅情」に流れたものです。

イタリアからアメリカへ向かうタイピストと技師の悲恋ものです。当然ながら美男子のジョセフ・コットンと美女のマーガレット・フォンティーンが演じました。

 

フォンティーンの実の姉はやはり美人で名高いオリビア・デ・ハビランド、姉妹それぞれの映画に心ときめいた僕たち世代は多かったはずです。二人そろっての日本生まれというもその理由かもしれません。

 

僕はと言えば、秋になる、というよりも九月になるのを待ちかねたようにこの曲をかけます…♪ この曲を聞くと気分はナゼかいつでも9月になれるんです…♪

まるで夏に「White Christmas」を聴いたみたいにね…

洗いざらしの綿シャツや、ごわごわのトレーナーに腕を通すのもこの曲を聴いてから…そう、秋になってから(Come September…)♪

 

 

他にも「September In The Rain」といういい曲があります!

盲目のJAZZピアニスト、ジョージ・シアリングのバンドテーマソングです。

シアリングのピアノとビブラフォンのユニゾンの冒頭から、魅き込まれます。

日本ではあのナベプロの渡辺晋とシックスジョーズがそのまま引き継いでいました。

でも中村八大や松本英彦なんかがいたんですから、たいしたバンドでした。

 

ダイナ・ワシントンやスー・レイニー、ドリス・デイ、もちろんF・シナトラなど男声の名唱もあります。

秋の夜長に、あなたも聴いてみてはどうでしょう…♪

 

日本では「旅愁」という名唱歌がありますね!

「更けゆく秋の夜…♪」というあれです。僕たち世代には懐かしい曲です。

もとの歌はアメリカの曲で日本の歌詞をつけたものですね…学校で習いました!

もうこんな旅への想いも情緒もない時代ですが…

 

 

 僕たちにも、もう人生の秋の気配です!

永い人生、夏の時もあったのだから、秋の時もあると思いませんか? ご同輩!

 

先行きを嘆かずに、この秋の小さな秋を見つけましょうか…!

♪…小さい秋 小さい秋 見つけた…♪