終わってみればほぼガチガチの堅い決着だったオークス。

3歳のこの時期はどの馬が走るかわからないとは言いながら、現時点での能力の見極めが肝心ということですね。

夢見た本命馬は惨敗でした。

 

今日の結果です。

 

 

●パールS(京都10R)

 

予想通り、雨の影響が多分にあったレース結果でしたが、朝から降り出すのは想定外でした。

本命のジュリアバローズも後方からよく追い込んできましたが、クビ差届かず2着に敗れました。ディープ産駒らしい末脚が湿った馬場で少しだけ切れを削がれたようです。それにしても高評価だったラスマドレスはどうしたのでしょう?10着敗退は負け過ぎですね。馬体に何も無ければ良いですが…

 

 

 

●優駿牝馬オークス(東京11R)

 

妄想が過ぎましたね。

やはりGIで高評価された馬たちは距離が伸びてもその能力をいかんなく発揮しました。距離適性やスタミナ、折り合いなどいろいろと考慮すべき点はありますが、3歳春にGIに出て好走できるという各馬の能力を侮ってはいけないという大きな教訓を学びました。ただ、桜花賞組のワンツースリーでは高配は望めませんね。

東京の2400mなら能力は互角とみたコガネノソラ、アドマイヤベルも能力的な中身は実際には全く歯が立たないという結果でした。

レースの全体時計は2分44秒0とこれまでのレースと変わらないタイムでしたが、先行したヴィントシュティレとショウナンマヌエラの2頭が飛ばし過ぎて、前半1000m通過タイムは57.7秒と例年よりも2秒以上速いかなりなハイペースとなりました。このペースに付いて行ったタガノエルピーダは17着と惨敗でしたが、先行集団で追従したクイーンズウォーク、ランスオブクイーンは最後まで粘っての掲示板確保で、この2頭の能力は非常に高い印象を受けました。今後も注意を払いたい馬たちと思います。

さすがに伏兵の存在だったコガネノソラ、アドマイヤベルはGIで2400mでの超ハイペースに付いていけずに、いつもの競馬が出来なかったというのが一番の敗因でしょうか。オークスは桜花賞組に逆らうなという例年の傾向は今年も生きていた形です。桜花賞組以外で馬券圏内に入る馬は相当に高いポテンシャルを持っていないと太刀打ちできない… その中身をRAAが真実嗅ぎ分けられた時のみ、そんな伏兵馬を来年以降は狙っていいかなと思いますが、当分は桜花賞組の中から候補馬を選択する方が無難でしょう。

 

 

あわよくば妄想の現実化を期待したよつせのチャレンジは大失敗でしたが、来週のダービーはすでに心の中で超本命馬が決まっています。7900頭あまりの3歳若駒たちの頂点に立つのはどの馬か…来週こそ特大勝負をかけたいと思います。

 

では、今週はこれにて。