松坂を初め国内の有力選手が大リーグに移籍することで日本の野球がダメになると言われるが、これは本当かしら?
自分はそれほど悲観的に捉えていない。むしろメリットの方が多いようにさえ思える。
まず、大リーグが世界一のリーグであることに疑う余地はない。
それは決して実力で世界一と同義じゃなくてよい。
年俸が世界一ならば、そこが「プロ」にとっては一番なのだ。
残念ながら大リーグに対して日本の球団は資本が少ない。
なので、日本がメジャーのような馬鹿げた赤字経営をまねる必要は無い。
お金が欲しい選手はメジャーに出稼ぎに行けばいいのだ。
若手の選手にとっては上が抜ける事で、出場機会が増えるメリットがあると思う。
古株がのさばって若手が育たない典型例がセ・リーグにあるでしょ?
それから、ポスティングシステムも良い制度だ。
「たった1年」の前倒しで、数十億と言う金額が球団に入るのだから。
日本の球団はそのお金で新しい人材の育成に力を入れられる。
この状況をサッカーで例えるなら、エール・ディビジやブラジルのリーグが相当すると思う。
国内チームからは次から次へと実力のある若手が登場する。
そして、彼らは必ず国外の金満チームに移って行ってしまう。
だからといって、オランダやブラジルのサッカーが衰退しているだろうか?
答えはもちろん、No.
彼らにとってサッカーが魅力的な(=金になる)スポーツでありさえすれば、挑戦者は減らないし、優秀な人材も限りなく登場するのだ。
野球でも同じことが言える。
野球でお金がいっぱいもらえる限り、日本の球界が衰退することはない。
大リーグをニンジンに、日本リーグという馬を走らせたら、損など無いのだ。
鎖国をして、敵を知らないことのほうがよっぽど日本の球界にとってマイナスだろう。
これから求められるのは、埋もれている人材をしっかりと発掘してあげること。
将来のスーパースターを探しに球場に足を運ぶ。
これも、楽しみ方の一つかもしれない。