昨日。
引退試合の会場に到着。
まずは現役選手として最後の風景にたそがれる。
開会式でサプライズゲストの棚橋弘至選手と記念写真。
棚橋選手と並んでいたら、プロレスラーに間違えられたのか、チビッコに握手を求められる。
そこからダッシュで仲間のセコンドをして、一段落がつき、もう暇になっちゃったな~とまったりする。
例年通りまた昼休み明けの午後に試合だろうと思っていたら、その前に突然の呼び出し。
でもベテランは慌てない。
ミットを5本ほど蹴って、試合に臨む。
勝利するも次に戦う体力は残ってね~。
ゼリーやら栄養ドリンクやらを飲んで、ホイミかけるも3割程度の回復。
準決勝、ただ精神力だけで立ち向かうも終戦・・・。
10年前と比べたら、だいぶしょっぱい内容だけど、この不器用な泥臭さが僕らしくて良かったんじゃない?
「自分、不器用ですから」(高倉健)
もういいでしょ。
全力で振り切ったよ。
引退。
打ち上げですっかり暴飲暴食したぜ!
例の命題だけど、答えが見つかった。
空手・格闘技は『青春』・・・だね。
意外なほどとてもシンプルな解答。
正道会館に移籍して、1998年にデビュー、勝ったり負けたりしながら飛び抜けた成績を残したわけでもないけど、幸せな格闘技人生だったと思う。
今後は体力維持のための空手をみんなとまったり続けたい。
48戦28勝20敗(勝率.583) ※正道会館移籍後から。

