先日、チャレカラがあった。
初戦で負けてしまったけれど、やりたいことをしたので、満足はしている。
・・・とそれと同時に気付いたこと。
大会前に、「今度は勝たないとダメですよ」とか「優勝狙ってるんですよね」と周囲から声を掛けられていたが、それに対するすごい『違和感』。
大会優勝がもはや目的ではない・・・という事実。
『究極のファイトスタイル』の追求。
『肉を切らせて、骨を絶つ』
『ど突き合って、最後に立っている』
『完全決着』
・・・所謂『デスマッチ』、『死合』がしたい。
ただ現在の空手の試合の舞台ではそれは出来ない。
たった2分間の中で、それを成し遂げるにはあまりに短すぎる。
そもそも大会優勝を目指している他の選手にベクトルの違う僕が同じ舞台に立つことは失礼な話である。
防具付き空手をやっていた頃の葛藤がここに来て再燃した。
もっと刺激が欲しい。
・・・そんなわけで、厳密に言えば引退ではないけれど、来るべき時代・舞台が整うチャンスが訪れるまで地下に潜ろうと思う。
(僕的な)究極の空手家像を追い求めたい。