先月、アルコールが保江さんの「英雄スイッチ」を入れていた事をお伝えしました。
◆英雄スイッチを入れよう
外国の学会で、例えノーベル賞を取ったようなどんなツワモノの学者が揃っていたとしても、保江さんはアルコールを飲んでさえしまえば、怖いものなしで話が出来ていたのです。
それを保江さんは「英雄スイッチ」と呼んでいました。
けれど保江さんは、アルコールを絶ったのです。
そしたら、ごくごく「普通の人」になってしまったと。
そんなある朝、保江さんは恐ろしい夢を見たそうです。
首の下に出来た「デキモノ」が氣になり、医者に診せた所、別に異常はないと言われたのですが、外でバッタリ会った元東大医学部教授の矢作直樹さんにそれを見せたら、飛び上がって後ずさりし、とんでもない事を言われたのでした。
「それは、ファブリオオキシトシンという寄生虫の卵で、それが孵化して成虫が身体の中に入ったら、死んだ方がましなくらい大変なことになる!!すぐに切除した方がいい!」
それを聞いて保江さんは動揺し、「今すぐに切って〜!!」とお願いしている所で目が覚めたのでした。
起きてすぐに、その「ファブリオオキシトシン」というのをネットで調べたそうです。
そしたら、実際にその名前があったと。。
けれど、それは寄生虫の名前ではなく、「オキシトシン」という「愛情ホルモン」の名前だったのでした。
オキシトシンは、女性の妊娠・出産時に大量に分泌されるホルモンで、陣痛が強くなればなるほど脳内に多く分泌されるそうです。
そして、母親の血液の中に入ったオキシトシンは、血液を通して胎児にも伝わり、親子の愛情の絆が深まるのだそうです。
また、オキシトシンの分泌は、ストレスの軽減にも大きな効果を持つそうで、ハグをしたりして他人と触れ合ったり、音楽など五感を刺激し氣持ちいいと感じている時に多く分泌されるそうです。
寄生虫とは無関係だった事で安心した保江さんですが、その後、「月刊ムー」の編集者の方とお会いした時に、ひとりのドクターの本を渡され、ページをめくると、その「オキシトシン」の事が書かれていて、驚いたのでした。
そして、そのドクターと矢作さんと、三人で対談する事が決まり、朝見た夢は、まさに正夢ではないかと思うに至ったそうです。
そして、そのシンクロに閃いたのです。
脳には「血液脳関門」と言うバリア機能があるけれど、アルコールはその関門を通過出来るのです。
そして、オキシトシンは脳内に分泌される。
出産は、まさに英雄のような行いです。
と言う事は、アルコールとオキシトシンは、同じように「英雄スイッチ」を押すものなのではないか、と。
脳のどの分野が何の役割を持っているのかを調べた人に、脳神経外科医のペンフィールドがいます。
私たちは、「記憶」や「こころ」というものは、海馬などの脳のどこかに存在しているのではないか、と考えてしまいます。
しかし、脳専門の医師たちも脳のどの部分が記憶を蓄積しているのかを、未だ特定できないそうなのです。
脳を研究したペンフィールドでさえも、最終的に「記憶は脳の外に存在する。」という結論を導き出して亡くなりました。
脳の中に記憶がないのだとすると、一体どこにあるのでしょうか。
それを、保江さんが提唱する「素領域理論」で説明すると、「空間」にあるんだそうです。
『空間には情とか愛のような粒々があって、その中に物質が詰まっている』んだそうです。
私は難しいことはよく分からないのでこちらをご覧下さい⬇︎
よく、何かをする為にそこへ行ったけど、何をしに行ったのか忘れてしまった経験はありませんか?
そんな時は、元居た場所に戻ると思い出すのです。
私も、以前病院勤務の時、下の階に行こうとして、途中で誰かに話しかけられた後、エレベーターに乗ったのですが、何階に行こうとしていたのか、すっかり忘れてしまった事がありました。
それで、それまで何処に居たのかを思い出し、そこへ行ったらするべき用事を思い出したのでした。
「記憶は空間にある」って、そういう事?
保江さんは天才過ぎて、凡人の私には全く理解できません。
保江さんは、かの有名な湯川秀樹氏の愛弟子だそうですが、何が凄いって、湯川さんが亡くなる時に、保江さんの論文のコピーを握ったまま離さなかったそうなのです。
霊能者の方の話により、後になって分かったのですが、湯川さんは「やっと、私の考えを引き継いでくれる者が出た。」という事を無言で示していたんだそうです。
声に出して言うと、他の人の妬みや嫉妬で保江さんが潰されてしまうことを怖れたんだそうです。
湯川秀樹氏と言えば、アインシュタイン博士が涙を流し、肩を震わせながら、「原爆で罪もない人たちを傷つけてしまった。どうか許してほしい。」と詫びたエピソードでも有名です。
物理学の根本原理が残念な事に、恐ろしい兵器開発に利用されてしまったのです。
そうではなく、物理学の究極の目的は、平和を実現することで、「愛と平和を研究するのが物理学」なのだそうです。
そして、その霊能者の方の所に、天国の湯川秀樹博士とアインシュタイン博士が何度も現れては、保江さんに伝えて欲しい事があると言って来たそうです。
物理学で世の中を愛と平和に導くような論文(新相対性理論)を、保江さんに書いて欲しいと。
お二方の、特に湯川さんの涙ながらの熱意を聞いて、ついに保江さんは決意しました。
アルコール飲んで、「英雄スイッチ」を入れながら、書くぞ!!と(笑)
(え、そこ?)
脳に分泌されて「英雄スイッチ」を入れる働きがあるオキシトシンの夢は、メッセージだったのです。
保江さんにとっては、オキシトシンを出すよりも、アルコール飲んだ方が手っ取り早いもんね。
お二人の悲願が保江さんの手に託されました。
天才物理学者の保江邦夫さんから今後もますます目が離せません。
続きます。