アメリカ到着2日目。
フェニックスからスタートして、マークのついた場所をあちこちまわっていくのです。
アメリカは広いよ〜!
この日は、クラウダーご夫妻によるセドナツアーが組まれていました。
早朝7時にご夫妻が、フェニックスのホテルまでお迎えに来て下さり、私たちの車をトッドさんが運転して下さいました。
ほんと、助かります〜♡
フェニックス周辺は、サボテンがいっぱい。
私には「サボテンダー」にしか見えない♡(分かる人だけに分かるつぶやき。。)
サンセットポイントという場所で、しばしの休憩。ここまでで、既に約1時間走っています。
そして、そこからさらに45分ほど走り、「モンテズマ・ウェル」という所に到着しました!
ここは、1万1千年頃前に石灰岩の洞窟が陥没してできた泉で、Montezuma Well(モンテズマの井戸)と呼ばれています。
この泉は、石灰岩の層を通って湧いているので二酸化炭素の含有量が多く、魚は棲めないんだそうです。
年間を通じて、水温が25度に安定しており、触ってみると生暖かい温度でした。
富士山の湧き水は、年間通して13度なので、湧き水の概念が違いました。
そして、石灰岩の岩壁には、12世紀初頭にネイティブのホホカム族やシナグア族が建てたという断崖住居の跡があります。
写真の左側、南東に面した崖の住居は冬を過ごためのもので、反対の右側にある住居跡は夏に過ごすためのものだそうです。
メキシコのアステカ帝国の王と関係があると信じられて、「モンテズマ」という名前が付けられてしまったんだそうです。
この泉の水は循環しており、ホホカム族やシナグア族が農耕用の灌漑用水に使用していたようです。
驚くことに、大昔に天変地異を逃れ、地底で暮らしていたホピ族が、このモンテズマ・ウェルから現れたという伝説も残っているそうです。
彼らは、地底で最初に生えて来たトウモロコシに乗って、ここモンテズマ・ウェルから地上に出現し、洞穴を住処にして決して外に出ないで生活したとの事です。
びっくり〜〜!
そしてアメリカには、ヒアリが普通に何処にでもいて、ヒヤリとしました!
リスもいました。
奥に行くと、樹齢200年~300年のアリゾナ最大の「アリゾナ・シカモア」の大木がありました。
まるで、白い龍のような木でした。
今回、アメリカで真っ先に古代人の遺跡を訪れることが出来て感激でした。
しかも、もしかしたら、以前に世界が滅びた後、ホピ族が最初に地底から出て来た場所なのかも知れません。
そう考えると感慨深いものがあります。
★過去記事 ホピの預言
最初から濃いツアーとなりました。
お次は、セドナの有名なボルテックスに向かいます。