一昨日の夜から、息子が泊まりに来ています。
お嫁さんは、ご実家に帰省中との事で、息子に「日曜日はどうするの?」と聞くと、「ゴロゴロして過ごす。」と言います。
その会話を耳の遠くなったじいちゃんが聞いていて、「ゴルフ行くのかい。」。。( ̄◇ ̄;)
せっかく泊まりに来たのに、一緒にゴロゴロ日曜日を過ごすのも何だから、「お母さん、行きたい所があるんだけど♡」と誘ってみました。
それが寸又峡(すまたきょう)。
息子の運転で片道2時間半かけて行って来ました。
聞いてはいたけど、狭くてクネクネ道は、対向車も多くてかなりの難関でした。
息子の運転で良かったあ。
車で登れるギリギリの所まで行って、有料駐車場に停めました。(5〜600円)
その辺りはお店もたくさんあるので、二人でお蕎麦を食べてから「夢の吊り橋」に向かいます。
静岡県川根本町にある寸又峡は、南アルプスの麓に位置し、
大間ダム湖に架かる長さ90m、高さ8mの吊橋は、その幻想的な美しさが評判を呼び、「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊橋10」に選ばれていると言います。
日本の、じゃなくて「世界のランキング」ですよ!凄いですよね。
「天子トンネル」をくぐり、さらに15分くらい歩いたでしょうか。
下り階段があり、「チンダル湖」沿いに細い道が続いていました。
おお!チラリと見える湖の色に心トキメキます。
清涼な水に僅かに微粒子が混じると、光が散乱して、日々季節それぞれ、「ターコイズブルー」「エメラルドグリーン」「コバルトブルー」などの美しい青色になるそうです。
大間ダム湖はこの現象が顕著で非常に美しいので、「チンダル湖」と名付けられているんだそうです。
この色は何色?「コバルトブルー?」
ところが、昨日は三連休の中日の日曜日という事もあって、吊り橋を渡りたい人の行列がハンパなかった。。
お店の人は、60分待ちと言ってたけど、そんなもんじゃなかったです。
幸い昨日は、それほど暑くなかったので非常に助かりました。
どれくらい経ったでしょうか。吊り橋がようやく見えて来ました。
でも、まだまだ続く行列。。若い方が多かったです。
吊り橋がなかなか近くならない。。
早く湖の全景を見たいし、吊り橋を渡りた〜〜い!
息子は「あ〜あ、今日はゆっくりする予定だったのに。。」と私を横目で見ます。
だいぶ近くなってきた。。
ここまで来るのに、約2時間は並んだでしょうか。
息子は「USJの人氣アトラクション並みだね(汗)」とのたまっていました。
やっと吊り橋を渡る順番が回って来ました。
吊り橋は、10人が乗っていい事になっているので、各自で判断して進みます。(係員がいるわけではありません)
そろそろ行っていいかな?
息子よ。小さい頃、ビビりだったけど大丈夫?
かなり揺れてるけど、私はこういうの大好きです。
もっと渡っていたかったな。
混んでいる日は、一方通行です。この後が、実は大変なのです。急な登り坂で。。
息子は「お母さん、階段大丈夫?リュック持とうか?」と氣遣ってくれたけど、このくらいいつもの神社巡りで慣れてるよ。。
けど、階段の段差が大きくて、久しぶりにゼーゼーしてました。
階段の途中で、吊り橋を見下ろした所↑
展望台から、まだ並んでいる多勢の人たちが見えました。
これから「飛龍橋」⬇︎を目指すのです。
合歓の木(ネムノキ)に花が咲いていました。
羽みたいに綺麗です。
遠くから見える吊り橋⬇︎
小さい子も頑張って渡ってます。息子の小さい時じゃ無理だったかも(笑)
本当に、こんな美しい自然を絶対に守らなければね。
リニア新幹線で南アルプスに巨大なトンネルを掘ったら、どう生態系が乱れるか計り知れません。
川の水が枯れてしまったら、取り返しがつきません。
美しい寸又峡。紅葉の季節にまた訪れたい氣持ちもありますが、もっと混むと思うと尻込みしてしまいますね。
帰りの道がまた狭くてクネクネで対向車が来て大変だったけど、息子とのいい思い出になりました。
息子よ、お疲れ様でした。
以上で、息子とのデート報告を終わりにします♡