スペシャルサンクス 丹波布巾着プレゼント! | misaのブログ

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遊びに来てくださって ありがとうございます!

二日間の丹波への旅が終わりました。

今、まるで桃源郷に行って来たような氣分です。

私と祖父母のルーツを探るような、そして、最初に計画していた日程の何千倍も濃い不思議な不思議な旅となりました。

24日に私とご同行下さる方を募集した所、3人の方々が決まりました。

さゆりさんと、丸ちゃんと、キミさん。

キミさんなんて、私を知ったのが今月の19日だと言うのです。

しかも、私のブログが何の検索で引っかかったかというと「地底人」!ですって!

過去世は地底人仲間なのかしら?(笑)

何年も前からの読者さまでもお会い出来ない方もいれば、数日前に私の事を知ったばかりの方でも、こうしてお会いする事が出来るのです。

ご縁って面白いですね。

で、朝の10時に柏原駅で皆さんと待ち合わせしていたのですが、さゆりさんが30分ほど遅れるというので、早く来られた丸ちゃんの「アフロさま」を観に行きたいとのご要望に応え、行って見る事にしました。

ご住職さまは法事で忙しそうだったので、「アフロ阿弥陀さま」とだけ再会いたしました。

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まだ時間があったので、すぐそばの「柏原八幡宮」にも寄ってみました。

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社殿は何度か焼失しており、織田信長の命をうけた明智光秀の「丹波攻め」の時にも兵火により焼けてしまったそうです。

それをまた、秀吉が当時の黒井城主・堀尾吉晴に命じて社殿造営させたそうです。

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奥に三重塔がありました。

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↑この方たちは誰??

再び柏原駅に戻り、皆さんと合流して丸ちゃんの車にて出発です。

向かうは、ご住職さまからご紹介された工房&ギャラリー「丹の布」さんです。

柏原駅から車で30分ほどの所に「丹の布」さんはありました。

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素晴らしくのどかな場所です。

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築150年の古民家を改装したんだそうです。

ちょうどその日は、年2回行われる「春の新作展」の最終日でした。

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玄関からもうステキ♡

入ってすぐの所にあったこちらのストールの作品に目が釘付けになりました。

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え?これも丹波布なの?

これまでの丹波布と全く違った風合いです。

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丹波布が美し過ぎる〜〜!

何処を撮っても絵になる洗練された空間でした。センスの良さがあちこちに散りばめられています。

陶芸家の河井一喜氏の作品も展示されていました。

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工房も兼ねているので、キレイな機織り機もありました。

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べに花で染めた糸だそうです。めっちゃぴんく♡
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こちらのギャラリーのオーナー大谷由美子さんは、糸を紡ぐところから、植物を栽培し、採取して糸を染めて機織りをするまで、丹波布を造る全ての工程をご自分でなさるのです。

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これだけの手間暇を惜しまず、愛情をかけて丹波布を保存して下さっている事に頭が下がります。

作品を一通り拝見させて頂いた所で、大谷さんが一抱えもあるダンボールを持って来て下さいました。

中には。。。私の祖母が織った丹波布が入っていました。

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それだけでも感無量なのに、大谷さんが丹波布を復興させた私の祖父母が丹波布の歴史から抹消されてしまった件について、ご住職さんと共に「これは何とかしなければ!」と立ち上がって下さった経緯をお話し下さったのです。

おばあちゃんの丹波布を前にして、この話を涙なくして聴けるわけがありません。

涙を拭いながら、この涙は私と同時に祖父母が流している涙なのではないかとも感じていました。

一緒にお話を聴いていた仲間たちもそれを思ったようです。

キミさんのメッセージから↓

『今日は参加出来て光栄でした。
misaさんのお祖父様、お祖母様が丹波布にかけた真摯な思いを神様が汲んでくださったんですね。
もうもうずっと鳥肌の連続でした。
misaさんがお二人が残された貴重な丹波布に触れながら涙を流されていた時、お祖父様とお祖母様も感無量な思いで私達と同席されていたように感じました。
心を込めた思いと行動は時代を超えて必ず認められると確信出来た1日でした。
クリームカラーのストールとってもお似合いです♪
きっと強力な御守りになりますよ。
またお会い出来るのを楽しみにしています。』

祖母の織った丹波布を保管して下さっている事、丹波布を真剣な想いで継承しようとされている事に感謝の氣持ちでいっぱいです。

ところで、私が大谷さんにお会いしたら、真っ先にお聞きしたい事がありました。

実は、ご住職さんに私のブログをお伝え下さったのは、何と、こちらの大谷さんだったのです。

その事がきっかけで、あり得ない展開になったのでした。

私がお尋ねするまでもなく、大谷さんの方からそれは話されました。

ひと時、丹波布の事が世の中でどう捉えられているか、ネットなどで調べていたそうですが、今は一通りそれも終わり自分の道を歩んでいたそうです。

ところがつい先日、お風呂に入ろうとしたら、何故だかネットがとても氣にかかり、久しぶりに画像検索をかけたんだそうです。

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そしたら、私のこの画像↑が目に入り、ブログを読んだらまさに〇〇住職の孫だと分かり、数日後には丹波に来ると言うので急いでTさんにお知らせ下さったと、彼女から教えて頂く事が出来ました。

大谷さんにネットを見るようにさせたのは、まぎれもなく祖父母の仕業でしょう。

それ以外考えられません。。。

おじぃちゃん、おばぁちゃん、ありがとう。。(涙)

全てはそこから変わりました。

大谷さん、私のブログをTさんにお伝え下さり、本当にありがとうございました。

その他にも大谷さんから沢山の事を教えて頂きました。

植物を採取する季節によって、全く発色が違い、その時期を逃すときれいな色が糸に付かないんだそうです。

草木染めを志す人は、必ず万葉集を勉強するそうです。

そう言えば、父の弟も万葉集の中に「鉱物から糸を染めた」という一文があるのが氣になり、その土を住吉神社から発見し、見事な黄色に布を染める事に成功し、新聞にも取り上げられ本も出した事がありましたっけ。

その万葉集には、つばきの枝を焼き灰にして、それを媒染として使う事が書かれているそうです。

その工程は、すごく大変なようですが、大谷さんは手間暇かけて色んな草木染めの色出しを試行錯誤されているとの事です。

大谷さんのブログ
大谷さんのfacebook
(私はやってないので見れません 泣)

そんな大谷さんへの取材記事を見つけました⬇︎
伝統の技と心を残し、伝えたい!丹波布作家・大谷由美子さんが語る丹波布の魅力

大谷さん、素晴らしい方です。

もっともっとお話を聴いていたかったです。

丹波布が「国の指定無形文化財」になって、今年でちょうど60年。

この節目の年に、私の祖父母は私に何を語りかけ、私に何をさせようとしているのでしょうか。

今の私は、ご住職さんと大谷さんの活動を応援する事しか出来ませんが。

高価なのですごく迷ったけれど、大谷さんが織られたストールを買わせて頂きました。

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丹波布をずっと身近に感じていたいです。

そんな丹波布をあなたにも!♡

こんな長い記事を最後まで読んで下さったあなたに、スペシャルサンクスのプレゼントをご用意いたしました!

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大小の巾着袋とティッシュケース 7点
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縞々の部分が丹波布です。
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すごくていねいな作りです。
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裏側にもボンボンの先にも様々な刺繍が入ってます。
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お色と種類は私にお任せ下さい。7名の方にプレゼント!

どれが当たるかな?

ご希望の方は、この記事のコメントにてご応募下さいね。

ご応募の〆切は明日の24時とさせて頂きます。

この機会に丹波布にご興味を持って頂けたら、祖父母共々大変嬉しく思います!

たくさんのご応募お待ちしております♡♡