NHK「超常ファイル」はクリスタルスカルを偽物と結論づける | misaのブログ

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遊びに来てくださって ありがとうございます!

NHKにしては、珍しい番組を放送するなぁと思っていたのですが、結論を見てなるほどと納得しました。

19日の番組をまとめます。

★★★★★★★★★★★★★★★★★

NHK 毎週土曜日 22時半~
『幻解!超常ファイル・ダークサイド ミステリー』

<File-02 クリスタル・スカルの謎>

中南米の古代遺跡から発掘されたとされるクリスタル・スカルは、場違いな加工品(オーパーツ)として今や世界中に散らばっている。

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世界中に散る13個のクリスタル・スカルをひとつに集めると、いつか訪れる地球の滅亡から人類を救済できると云われている。

アメリカインディアナ州に住むビル・ホーマン氏は6年前にアンナ・ヘッジスからクリスタル・スカルを受け継ぎこれを護っている。

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この「ヘッジス・スカル」は、成人女性の頭蓋骨とほぼ同じ大きさ、重さは5.2キロ。下顎は人と同じように動き、目のくぼみなどは解剖学的にも正確に作られていると云われている。

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このスカルの前の所有者 アンナ・ヘッジスは、1924年16歳の時に、古代マヤのベリーズの遺跡でクリスタル・スカルを発見したと証言する。

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アンナが探検家の父と共にマヤ遺跡を訪れ、朽ち果てた遺跡の頂に登った時、光が漏れる穴を見つけ、遺跡内部でスカルを手に入れたと言う。

そして、1950年代になってヘッジス親子はクリスタル・スカルを世間に発表し、古代文明の奇跡の遺物として世に知られるようになった。

1970年、ヒューレットパッカード社によってスカルの分析が行われ、顎と頭蓋骨はひと塊りの水晶を見事に切り分けて作られている事が判明。

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また、滑らかに磨かれた表面からは、道具による加工の跡を見つける事は出来なかった。

そして、もしこのスカルを古代マヤの昔ながらの砂や水で磨いたとするなら、およそ300年はかかるとした。

こうして神秘性が高まったヘッジス・スカルは、アメリカやヨーロッパのメディアから取材が殺到した。

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スカルを受け継いだビル・ホーマン氏も、「ヘッジス・スカルは水晶の石目に逆らって彫られており、無重力状態が必要で、現代でもそんな技術はない。」と語る。

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ところが、2008年、事態は急展開を迎える。

アメリカ有数の研究機関・スミソニアン博物館で、ヘッジス・スカルの調査が行われたのだ。

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40年前の調査では用いられなかった走査電子顕微鏡で、丹念に磨かれた表面の分析が行われた。

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その結果、上顎の一部に鋭く深い直線が刻まれており、これはダイヤモンドの粉を埋め込んだ刃を、高速で回転させる研磨機械によって付けられた跡だと判明した。

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これは、19世紀末以降に登場した加工機械の痕跡と一致したのである。

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同じ頃、パリ・スカルとブリティッシュ・スカルも分析が行われ、同様の加工道具で作られた事が判明した。

そして、番組では更にイギリス・ロンドンの名だたるオークションにおいて、1943年10月15日付のカタログに、ヘッジス・スカルが出品されていた事を突き止める。

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このスカルの落札者は、アンナの父親 ミッチェル・ヘッジスだった。

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そうすると、古代マヤ遺跡で発見というアンナの証言は、明らかに矛盾している事になる。

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30年にわたりヘッジス・スカルを検証してきたジョー・ニッケル氏は「アンナはスカルを発見したどころか、当時遺跡に行ったというのも嘘。

実際に調査に行っていた学者たちの写真にアンナやクリスタル・スカルは一枚も写っていない。大発見があったのに、証拠が全く存在しないなんてあり得ない。」と語る。

スミソニアンなどの研究者が、3つのスカルの取り引き記録を徹底的にたどったところ、ある人物が関係している事を突き止めた。

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19世紀末、フランス・パリにいたユージン・ボバン

メキシコの古代遺跡からの発掘品をコレクターや博物館に売っていた古美術商だ。

学者の肩書きを持ち、時のメキシコ皇帝とも仲が良いことを活かし、2000点以上の品々を収集しフランスに持ち込んでいた。

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パリの中心部にあったボバンの店には、古代遺跡で発掘されたミイラや頭蓋骨もあった。

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当時欧米では、中南米の古代文明のブームが起きていた。

ボバンは、そんなブームの中、偽造品を本物に混ぜて売りさばいていたと言う。

この頃作られたクリスタル・スカルも古代文明のものとして市場に出したと考えられるのだ。

古代マヤの考古学者で当時の古美術に詳しいノーマン・ハモンド氏は語る。

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「当時、欧米の博物館はメキシコから古美術品を大量に入手していた。その中には密輸品や偽物も混ざっていた。

著名な博物館さえも珍しい品を入手したい一心で、クリスタル・スカルのような偽造品まで所蔵品に加えてしまったと考えられる。」

それなら、ボバンはどこからクリスタル・スカルを手に入れたのだろうか。

ボバンと水晶加工品の繋がりをたどると、ドイツ中西部の小さな町イーダー・オーバーシュタインに行き着いた。

ここは14世紀以来、宝石や鉱石の加工におけるヨーロッパ有数の町だった。

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町の歴史とクリスタル・スカルとの関わりに詳しい宝石職人に話を聞いた。

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「ユージン・ボバンは、この町でクリスタル・スカルを作らせたと思う。

ここは、技術が確かな上に秘密が守られる場所だから。

秘密にしてくれと頼まれたなら、世間に知られる事は絶対にない。

古代に作られたクリスタル・スカルという名目で、オークションに出すようなものを作ったとしても、その情報が外に漏れる事はない。」

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クリスタル・スカル、それはコレクターや博物館の欲望に応えようと、人知れず産み出されたものなのか。

それが人の手に渡る度に、謎や伝説、神秘的な噂が増殖し、膨れ上がって行ったのか。

哲学の法則に「オッカムの剃刀」がある。

ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきではない、というもの。

つまり、分からなものの答えを探る時に、根拠がないものや、妙に複雑な理屈にこじつけると、余計正解から遠ざかるという事。

それをクリスタル・スカルは教えてくれている。

★★<まとめ終わり>★★★★★★★

見事なまでの展開に持っていきましたね。流石NHKさんです。

番組内で、光のナビゲーター栗山千明さん

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「クリスタル・スカルは、宇宙人がもたらしたものとか、アトランティスで作られたものだ、といった説がこれまで語られて来ました。

でも、おかしいと思いませんか?

謎を解き明かすのに宇宙人とか、アトランティスとか?

さらに謎めいたものを持ち出したら、結局答えになっていませんよね。」

と言っていたのが印象的でした。

つまり、NHKはこの姿勢で番組を構成していく、と言う事です。

いいんです。謎めいたものを信じない方はこちらの説に納得してください。

でも、私は全く別の路線でこれからも行きますよ~。その方が夢があって楽しいですもの。

古代マヤ文明に高度な技術が存在していなかったと考える所から、私と番組では見解が違ってきてしまいます。

ダイヤモンドの研磨跡があるから、19世紀以降の作品ですか?

超古代人は、現代人も作れないギザのピラミッドを建てていたのですよ。

カミソリの刃も通らない石組みを、古代人はどうやって作ったのでしょう。

現代人の常識では考えられない事象は、あり過ぎるほどあります。

高度な技術の古代遺跡 プマプンク

それに、スミソニアン博物館は、そもそもフリーメイソンの組織です。

やりすぎ都市伝説 前編

やりすぎ都市伝説 後編

何かを隠していてもおかしくありません。(分析と称して、本物と偽物とをすり替えてる?妄想です。)

ロンドンの大英博物館の「ブリティッシュ・スカル」と、パリの人類学博物館の「パリ・スカル」は確かに作りが粗く、大きさも小さいので、「ヘッジス・スカル」の模造品の可能性はあります。

なので、ドイツの町で作られユージン・ボバンが売ったというのは、それらのスカルかも知れません。

けれど、「ヘッジス・スカル」や「マックス」「アインシュタイン」などのスカルは本物だと私は思います。

何故なら、クリスタル・スカルが話しかけて来たり、女優シャーリー・マクレーンがヘッジス・スカルを胸の上に置いて瞑想したら、アトランティスの寺院にトリップしたなどと言う不思議な事が、実際に起きているのです。

これらの事をみても、ヘッジス・スカルがただのオブジェとは思えないのです。

しかも、1926年に発見された当初は、あまりに精巧に作られていたスカルの製造年代を誰も測定する事も出来ず、困惑した考古学者は長い間、このスカルの存在を無視してきたと云われているのです。

当時のスカルの写真がないのは、この為だと思います。

このように、クリスタル・スカルには、何か人類の創世に関わるような、大きな謎があると私はにらんでいるのですが、いかがでしょう。

ご興味がある方は、クリスタル・スカルについての過去記事をお読みになってくださいね。

クリスタルスカルの謎

クリスタルスカルが13個そろいし時

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