昨晩、眠りについてから2時間くらいした頃でしょうか。
爆睡中にもかかわらず、私はガバッと起き上がりました。
深い眠りを妨げるほどの、異常な違和感を足に感じたのだと思います。
たまたまその日は娘が遅くまで勉強中で、部屋には電気がついていたのが幸いしました。
メガネをかける暇もなく起き上がった私の目にも、左足のすねあたりに黒く細長い物体がへばりついているのがおぼろげながら見えました。
それがムカデである事を、瞬時に判断した私は、夜中である事も忘れ「ぎゃあ~~~!」と大きな叫び声をあげてしまいました。
階下の両親が目を覚ますほどだったようです。
私は叫びながらも、必死で黒い物体を振り落としていました。
娘も急いでかけつけてくれ、黒い物体をテープカッターで押さえ付けてくれたので、そこでようやくメガネをかけて冷静さを取り戻したのでした。
見ると長さ14センチはあろうほどの赤黒いムカデでした。
こんなのが私の足に這い上がって来たかと思うとぞっとしました。
頭や顔でなくて本当に良かったです。
実は、娘と私の寝室にムカデが出没したのは、今年はこれで3度目なのです。
先日は、娘が寝ている枕の上に巨大なムカデを発見し、あと20センチの所で娘を救出しました。
その翌日も小さなのが出たんです。ムカデはつがいでいると言うのは本当のようです。
たいていの虫には、めっぽう強い私もムカデだけは苦手です。
今回もかまれなくてただただ感謝です。
多分昼間に布団をベランダに干したので、くっついて来たのかも知れません。
もう、3回もムカデを退治しているのでムカデ取りのプロになってしまいましたよ。
え~、なので今日は、特別に「正しいムカデの捕まえ方」を伝授したいと思います。
まず、床を這っているムカデの上に、垂直にテープカッターのような重しを置きます。
ムカデの頭かおしりが出るようにして押さえつけておくのがポイントです。
そして、ガムテープを取りに行き、ムカデより長めに切ったならば、ムカデの端からテープを貼っていきます。
テープカッターを少しずつずらしながら、ムカデの全体にガムテープを貼り、しばらく床に貼り付けておきます。
これでひとまずムカデは身動きできなくなっているので、深呼吸して落ち着きましょう。
そしたら、ムカデの長さにガムテープをもう一枚用意して、床のテープを少しはがします。
ムカデがテープにくっついている事を確認したなら、今度は反対側からガムテープを貼り付けていきます。
ガムテープの中にムカデを閉じ込めてしまうのです。
後はそれをクルクルとまるめて、さらにテープを貼ってしまいます。
これが、殺虫剤や熱湯につけるよりも簡単で安全に退治できるやり方だと思います。
ムカデさんに罪はないけど、部屋に放し飼いにはできません。ムカデさん、ごめんなさい。
昨夜は興奮したせいか、それから眠れなくなってしまいました。
で、今夜なんですが、相棒さんは大丈夫でしょうか?どこかに潜んでいないか、とっても気になっております。
お願いだから、出てこないでね。