私事になりますが、先程、同居している父親が、SBSラジオ 『ほのぼのワイド中村こずえのSmile Fou you』の「人生楽ありゃ苦もあるさ」のコーナーに電話から出演しました
たまたま、私は今日は休みだったので、しっかりMDに録音できました。
階下にいる父親の声が、私の部屋のラジオから聞こえてくるのは不思議な感じでした。
現在80歳になる父は定年後、趣味で俳句をやっていて、これまで句集を自費出版したり、NHKの『俳句王国』にも一度出たことがあります。
全国の俳句好きな方たちからFAXで俳句を募集し、ワープロで会報を作ったりして、それはそれは毎日忙しそうにしています。
本当に、根っから俳句が好きなんだなあと思います。
母はそんな父をみて、趣味なのに出費がかさむとぼやく事もありますが、でも、そのお陰でボケないんだよと言うと納得しています。
私の方は、俳句のはの字も分かりません。
でも、好きなことを夢中でやっている父親は、人生に悔いはないだろうなと、そんな父親を誇りに思ったりしています。
11月には市から表彰されるみたいで、父ってそんなにすごい人だったの?と、改めて偉大さに驚いています。
ラジオで紹介された父親の最近の作品です。
福島原発の事故後に、国会の生中継を見ていた時に、「東北の方たちの苦労があるのに、なんでもっと早く何かやってあげてくれないのか」とイライラしたそうです。
その時の心情を読んだ句です。
『夏帽子 丸めてやり場のない怒り』
父親とは原発事故について語り合うことはなかったのですが、父もやり切れない思いを抱いていた事を今回のラジオ番組で知りました。
事故後に父の所に寄せられる俳句には、やはり東北の事を詠んだものが多くなったそうです。
私の最初の頃のブログには、父の入院の事や一緒に行ったハワイ旅行について載せてあります。
入院の時は、一度は父の死を覚悟したくらいでした。
復活して、また大好きな俳句が出来るようになって、本当に良かったと思っています。
両親には、まだまだ元気で活躍して欲しいと思いました。
今日は、私事を読んで下さりありがとうございました