今年の夏、3年ぶりにスウェーデンへ帰省した。
その時のことを、覚えている限りブログに綴って思い出を残そう。
今回の話は、スウェーデン帰省前、つまりまだ日本にいた時のお話。
チケットを購入した後の3ヶ月間、
サムとアンは、鼻風邪をひいたり治ったり、またひいたりと繰り返しはしていたが、
大きな病気をすることなく、とりあえずは順調に過ごしていた。
しかし、スウェーデン行き4日前に恐れていたことが起こる。
サム、発熱。
最初は37.６度くらいを彷徨っていて、
サムも比較的元気そうだったから、
大丈夫そうかなぁ？と思っていたんだけれど、
その日の夜に、一気に上がり、39度に
この頃、幼稚園でヘルパンギーナやインフルが流行っていたから、
サムはそれらの菌から逃げきれなかったのかぁ〜
と、もう白目むくしかなかった私。
更に翌日には40度になったもんだから、朝イチ病院に駆け込んだ。
しかし、診てもらったところ、ヘルパンギーナでもインフルでもなく、
夏風邪を悪くこじらせてしまったのだろう、というのが医者の診断だった。
「あの、3日後にスウェーデン行きが控えているんですが・・・。
熱が下がったら行っても大丈夫でしょうか？」
と問う私に、
「うーーーーーーーん。
正直、行ってもいいよ〜！とは簡単には言えないかなぁ。」
で、ですよねぇ・・・。
「一応、抗生物質とかは出しておくし、
多分、3日後にはギリ熱は下がると思うんだけど、
うーーーーーーーん。」
と、最後までOKはもらえず。
どうしようかなぁ〜と悩みながらお会計待ちをしていたら、
一緒にいた看護師さんが出てきてくれて、
「先生はああ言ってたけど、熱が下がっていたら行ってもいいんじゃないかなって私は思うけどね。」
と言いにきてくれた。
ボーがフィンエアーに問い合わせたところ、
日程変更する場合は、一人２万円追加でかかるとのことだった（4人で８万かぁ）
日程変更の連絡は、フライト当日でも良いとのことだったので、
ボーと話し合った結果、
とりあえず、熱がフライト当日に微熱程度でもまだあったらキャンセルして日程変更しよう、ということになった。
あとは、貰った抗生物質のお薬が頼りだ・・・。
そしてフライト二日前、38.５度。
フライト前日、37.６度。
フライト当日、36.7度！！
平熱！！
でも、まだ完全には喜べない。
フライトは夜便だったので、家を遅くても17時ごろ出れば余裕で間に合う。
少しでも微熱になろうものならキャンセル。
そう思い、1時間ごとに熱を測った。
不幸中の幸い、36.7度をずっとキープしてくれた
ほっ
病み上がりで飛行機に乗せるのは正直不安ではあったけれど、
とりあえず病院から貰った飲み薬をお守りとして持ち込んで、
万が一スウェーデンで熱が出てしまったら、スウェーデンパスポートもあるし、現地で見てもらおう！と。
なんとかフライトができて、私もボーも心底ホッとしたのだった。
フライトはできたけど、サムにとって楽しみにしていたイベントを泣く泣くキャンセルする事態も。
それは、幼稚園の7月生まれ合同お誕生日会と、日本の家族みんなで祝う早めのお誕生日会。
幼稚園は、みんなから「おめでとう！」と言われる、
いわば、自分が主役になれる会。
サムは7月に入った時から、楽しみ〜
を連呼していたほど、その日を待ち侘びていた。
しかし、熱が出たことにより、泣く泣く幼稚園は欠席。
とにかくワンワンと泣き喚いていたサムが、本当に可哀想だった。
今もまだ、
「サムくん、幼稚園でお誕生日会してもらってない。
いつするんだろう？」
と言ってくるほど
最後の幼稚園のお誕生日会だったから、
これは本当に出席させてあげたかった。
そして、家族で祝うお誕生日会も、兄姉家族も呼んでいたのだが、
こちらもキャンセル。
ただ、予約していた誕生日ケーキはキャンセルすることができなかったので、
この量を↓、6人（ジジババ+私たち家族）で完食しなければならず・・・
サムとアンは、キャラクターのケーキに嬉しそうだったけれど、
これも従兄弟含めて、ワイワイきゃっきゃっ、しながら食べたかったよねぇ。
ジージとバーバから貰った、レゴの車。
10歳からのものだけど、ジージやパパに少し手伝ってもらいながら作っていました。
こういうのは結構得意なサムです。
そして、私たちからは、スイッチのマリオ３Dワールド。
これ、もうすでに全クリ間近らしい（笑）
終わるの早すぎ〜
次は、マリオワンダー欲しがりそう〜💸
兄姉家族が、当日、プレゼントだけ届けにきてくれた。
こちらは兄家族から、飛行機でも遊べそうなレゴ。
姉夫婦からは大きな水鉄砲。
みんながいなくて少し寂しい思いをした分、
本番の7月24日はスウェーデンで盛大に祝ってあげよう！！
そう思っていた私たちだったけれど、
まさか、あんなことになろうとは・・・。
その時の話はまた今度。