愚痴グチ | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

珍しく、愚痴ブログです。

愚痴なんて読みたくねーよって方は、すみませんが引き返してくださいましあへへ汗

 

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8月12日に、義弟と彼女が結婚をする。

産後1カ月経っているか経っていないかくらいで、行けるかどうか不安だったか、

とりあえずセレモニーだけは参列して、私だけ食事会の時に帰り、ボーはそのまま残る、という形をとることにした。

そのことを話していたのが4月か5月ごろで、まだ車を持っていないときだったので、

「私はバスで帰るよ」、とボーには話していた。

私の両親もいるし、家に残すのは申し訳ないので、

セレモニーだけなら両親も参列できるということで、そうさせて頂くことに。

最初、両親は、

「赤ん坊を見といてあげるから、二人で行って来れば?」

と言ってくれていたが、

ボーはその時に自分の家族に息子を見せたいと思っていたので、赤ん坊は連れて行くことは決定していて、

私も産後間もない体で、一人で新生児を抱えてバスに乗るのも不安だったので、

両親についてきてもうらうことにしたのだ。

ただ、私と赤ちゃんの体調次第では欠席することもやむを得ない、ということはボーにも両親にも伝えてはいた。

 

ちなみに補足すると、スウェーデンは赤ん坊が生後間もないころからでも、

お母さんが歩けるようならどんどん外出してください!という考え方なのだ。

新鮮な空気を吸わせて、外に出ることで免疫力も高まると…。

私は特に家に閉じこもってなきゃ!!とか、そこらへんのこだわりはなく、

スウェーデンの考えに合わせようとは思っている。

 

ただ、今回のことで最近発覚し、新たに心配になったことが一つ。

それは、結婚式が17時始まりだということだった。

スウェーデンの結婚式はだいたい15時始まりが多いので、

遅くても家には17時には帰れるかな、と当初は思っていた。

が、17時始まりとなると話は別だ。

夕方なんて、普通の生活をしてても疲れ始めるころだし、

ましてや産後間もない赤ん坊と私の体の負担は、どれだけかかるかわからない。

帰りは19時頃になってしまうし、

そこから赤ん坊の世話、寝かしつけ、夕飯の準備…など、正直それらを全てこなせる自信がない。

産後どれだけ辛いのかは今の私には想像できないが、

姉や友人たちに聞くと皆、

「最初の3カ月は大変。産後1カ月は特に辛かった。」

と口をそろえて言う。

でも、ボーが自分の家族に息子を見せたいという気持ち、ボーの家族も私達の息子に会いたいと言う気持ちはすごくわかる。

だから彼らの為に可能な限り結婚式には出席しよう、と私は思っていた。

そうして色々と考えて、昨日、ボーに一つお願いしてみた。

 

「セレモニーが終わったあと、私達を家まで送ってくれない?

その後またすぐに結婚式に戻っていいから。

産後1カ月で私もどれだけ体力があるかわからないし、赤ちゃんにもどれだけ負担がかかるかわからないし…。それに遅い時間に新生児を乗せてバスで帰るっていうのも不安だから。」

答えはNOだったあはえーっ

もちろんYESと答えてくれると思った私は、この予想だにしない答えに困惑する。

理由を聞いてみると、

「セレモニーのあと、すぐに食事会が始まると思うし、

家まで往復で1時間くらいかかるんだよ。

弟の結婚式だもん、見逃したくないよ。」

とな…まっしろガーン

いや、ちょっと待て。

弟の結婚式に参列したい気持ちはわかる。

でも、自分の息子とどっちが大事なのよ?

どんなに赤ちゃんの体調や産後の体の不安を訴えても、

「今からそんなこと気にしても仕方がない。

その時になってみないとわからないでしょ?」

の一点張り。

マジ、どんな脳みそしてんだこいつチーン怒り

終いには、

「前に話した時はバスで帰るって言ってたじゃん。

車を買う話をしたときも、ベビーカーに乗せてバスでシティーに行けるから

購入しなくてもいいって言ってたじゃん。」

と言われた。

確かに言った。

でもそれは、結婚式が15時始まりだと思ったからだし、

車購入のこともお金のことを心配したのと、

あとは趣味のバイクを売らないと車は購入できない、という感じだったからだ。

私はバイクを売らせてしまうことにすごく申し訳なく感じていたし、

バスがあって不便はないからバイクは売らないで、と言っていた。

しかし、結局バイクを売り、車を買うという選択をしたボー。

バイクを売ったときは、

私が働いていれば、ボーはバイクを売らずに済んだかもしれないのに…

と罪悪感で一杯になり、泣きながら「ごめんね。」とボーに謝った。

ボーは、

「赤ちゃんがまだ小さいうちは車で移動した方がいいと思うんだ。

僕の中での優先順位がバイクでなく赤ちゃんだったから。

ただそれだけのことだから、ろびまろが謝る必要なんてないんだよ。」

と言ってくれた。

私は、ボーがまた再びバイクを購入できるように、

なるべく早く仕事を見つけよう!ボーに恩返ししよう!

と思っていたけど…。

おい、そう思ってんなら、この結婚式の時が赤ん坊の為に車を使う時だろうが何(怒)怒り

 

「私は今まで沢山妥協してきた。

でも、それはボーが私を支えてくれてる恩返しとして、色んなことを諦めてでもスウェーデン文化も頑張って受け入れてきたつもり。

帰りが夜中の3時になろうが、友達との飲み会を楽しんでほしいと思ったし、

どんなに疲れてても、家族行事はボーがいたいだけいさせてあげたいと思ったし、帰りが遅くなっても文句は言わなかったよ。

ここ2~3年はそういう不満もあんまり言わなかったよね。

全部ボーに楽しんでほしいから、ハッピーに感じて欲しいから、そう思って今までやってきたよ。

今回だって、ボーは弟と楽しみたいだろうし、家族とも楽しみたいだろうし、

だから結婚式は最後までいていいよ(スウェーデンの結婚式は夜中まで続く)、

島に泊まってきていいよって言ったんだよ。

それは心からの私の想いだよ。

なのに、こんな小さな小さな私のお願い事は、きいてくれないの?

たった1時間の時間を私達にくれないの?

私と息子のことは考えてくれないの?」

 

と言うと、ボーは言った。

「小さなお願いじゃないよ。

弟の結婚式だよ、見逃したくないっていうのは普通でしょ?

ろびまろが僕の立場で、お姉ちゃんの結婚式があれば、僕と同じ気持ちになるでしょ?」

ダメだこりゃ…チーンガーン

「私だったら、お姉ちゃんに断りを入れるよ。遅れるかもしれないって。

お姉ちゃんは理解してくれるよ。

それにお姉ちゃんも私達の結婚式の時、3カ月の甥っ子のお世話で私の結婚式は途中途中抜けて、全部は参加できなかったんだよ。」

と言うも、

「でも、ろびまろのご両親もいるんだし、バスで帰ることに何をそんなに不安に思うの?」

土地勘もない、言葉もわからない私の両親を、何あてにしちゃってんの?何(怒)怒り

 

もう腹立たしいのと悲しいのとで、泣いてしまった私。

「もういいよ、わかったよ。

ボーの中で息子と私は優先順位が低いってことが十分わかりました。

自力で帰ります。

でも、多分、体力的にキツイと思うから、結婚式に行かない可能性の方が高いわ。

ボーの家族のためにも行こうと思っていたけど…でも無理かもしれないから。」

 

「なんでそんなこと言うの?

優先順位が低いことなんてないよ。

赤ちゃんもろびまろもどっちも大事。でも弟の結婚式も同じくらい大事なんだよ。

それにまだ体調がどうなるとかわからないじゃん。

今から、行かない、なんて選択する必要ないでしょ?

タクシーに乗るっていう手もあるし、先に帰る僕の友達がいるかもしれないから、

その友人の車に乗って家まで送ってもらうっていう手だったあるし…」

あ~、もう開いた口がふさがりませんわ…顔

 

結局どんなに話し合っても、平行線のままだった。

 

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なんていうか、悪い時期を乗り越えて、ようやく良い関係を築けてこれた分、

こういう子育ての考え方、文化の違いで衝突することを恐れてはいましたが、、

産まれる前からこう感じるとは思いもしませんでした…あへへ

こういうとき、海外にいると辛いというか、日本に帰りたくなりますね。

(日本人同士でも勿論考え方は違いで衝突することはあるんだろうけれど…。)

でも、どこかこう他人事な感じなのと、

私はこんなにボーのことを考えてやってきたのに、

ボーは赤ん坊が心配じゃないのか、私が心配じゃないのか…って思ってしまって、

なんだかすごく悲しくなったんですよね。

でも、もう私が諦めるほかないのです。

ボーの考えは変わりませんから。

ただ、生後間もない息子を抱え、知らない人の車に乗るのはごめんです。

だったらバスで帰ることを選択します。

 

優しい人ですが、変な所頑固というか、とんちんかんというか…。

私が、疲れるからただバスに乗りたくないだけ、という我儘だと勘違いしてるようにも感じます。

 

今朝は、
「昨日はごめんね、ろびまろちゃん。」
と謝られましたが、
「自分の考えが変だと思ってないなら謝らなくていい。
私の気持ちは悲しい、ただそれだけ。」
と冷たく言うと、
「うん、悲しくさせてごめん。
でも、赤ちゃんとろびまろが一番大切だから。」
と。
「じゃあ車で送ってくれるの?しないでしょ?」
と言うと、
「…。」
無言=それとこれとは別。
というボーの心の声が聞こえてくるようでした。
もうね、話すだけで苛々するし、
でも、今日は母がスウェーデンに来る日なのでこの苛々のまま母を迎えたくないし、
この話はもうしたくない、
謝りの言葉も無意味だから何も言わなくていい、と言いました。
何を言われても悲しい気持ちのままだから…と。

結婚式はもう無理せずに、
ボーの気持ちも義家族の気持ちも無視して、
体調が少しでもすぐれなかったら、行かないという方向でいこうと思います。

これはまだまだ序章なんでしょうね。
子供が生まれた後、もっと衝突することが沢山増えてくるんだろうなぁ。
それに私は耐えられるのか…、
とこんな些細な出来事をきっかけに不安になってしまう私でした。

 

はぁ、ここまで愚痴を読んでくださってありがとうございます!!

ちょっとスッキリしました~。

ブログではあまりこんな真面目モードで愚痴を言わないようにはしてるんですが、

もう悲しくて腹立たしくてしょうがなくて、ぶちまけちゃいました●-∀-●汗

 

今日のブログをこんな愚痴で終わらせるのもあれなので、

後程すぐに、妊娠生活ブログをアップしようと思います!

 

 

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