最近やや忙しい日々を送っていて、ブログを更新する時間も読む時間もあまり取れず
ゆっくりでもマイペースに、これからも更新していきたいと思います。
では、『ズッコケ珍道中』の続きです↓。
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本当に長い道のりだった。
まさか50分も歩くことになるとは思いもしなかった。
途中で喧嘩もしたし、ギブアップもしそうになった。
そして時刻は15時。
数々の困難を乗り越え、私達は遂にユールマラビーチに到着したのだ!
喜びを胸に、私達はビーチへと飛び出した。
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なんつ~か…、全体的に中途半端
人もまばらだし、
海も汚くもないけど、すっごく綺麗ってわけでもない。
こんなのの為に、50分も歩いてきたのか
っていうか、本当にここは観光名所なの?
一気にテンションガタ落ちした私であったが、
ちょっと歩いてみようと相方が言うので、とりあえず彼の後をついていった。
アジアとヨーロッパの国際カップルがよっぽど珍しいのか、
すれ違う人の殆どが、
っとこちらを見てくる。
見ていることを悟られないようにか、顔は正面を向いているのだが、
目だけが、これでもかっというような横目で、もうそのままくるりんと一周してしまうのではと思うほどの横目で、私達を見つめているのだ。
ろびまろってば、自意識過剰だな~
って?
ふふふ、実は私も、
サングラス越しに、彼らをジーッと見つめていたのですよジー
見てるのバレてるよ!
めっちゃ目が合ってるよ!!
風邪引いてるわ、海は微妙だわ、人の視線が気になって居心地悪いわ…。
さらに、50分もの間ビーチサンダルで歩いていたので、足は疲れてふらっふら。
私の心と体はもう限界だった。
こんなにも歩くとわかっていれば、ビーサンなんか履いてこなかったのに…。
休みたかったが、こんなビーチで休む気にもなれず。
どこか座れる場所はないか探したが、どこにもない。
では、どこか休めるカフェはないだろうか…、ない。
一度立ち止まれば、もうそのまま動けなってしまいそうなので、
とにかく私は、疲労により生まれたての子鹿のようにガクガクし始めた足を動かし続け、
必死に相方の後をついていったのだった。
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そして歩くこと10分。
続く。
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ヨーテボリ秋シリーズ。
最終回です。
キツツキ
スウェーデン語でhackspett(ハックスペット)。
秋シリーズにしちゃいましたが、夏でもよく見られる鳥です。
散歩していると、コンコンコンコンという音がしょっちゅう聞こえます。
コンコンしてます。
速すぎて顔がぶれてます。
何かを見つけたようです。
動画↓。
わかりにくいけれど、画面中央にキツツキがいます。
コンコンと木をつつく音が響いています。