昨日も夕飯後、パズルの続きをした。
パチパチとはまるパズルに私の気分もルンルンに。
さぁ、ラストスパートかけていきまっせ~!
パチパチパチパチ、
パチパチパチパチ。
よっしゃ、このまま勢いに乗って終わらせてしまおう!!
で、ついに最後の1ピース!!
無い!!
噓でしょ~~~
しかしね、これがまた、こうなってしまうかもとちょっと予測してたことなんですわ。
遡ること火曜日の夜、
相方と23時近くまでパズルをしていた。
さてもうそろそろ寝るか、
と、箱の外に置いてあるパズルを片付けようとした。
すると…、
相方は地味に青一色だけのピースを集め、箱の外に固めてキープしていたのだが、
これはこれで別に置いといた方が良いから箱の中に入れないで、
と言ってきた。
私は、
「外に出しておくと無くしちゃう可能性があるから。」
と言ったのだが、
「ここに固めておけば無くさないから大丈夫だよ!
せっかく頑張って集めたしさ~。」
と相方。
奴の努力を無駄にしちゃうのも可哀そうかな、
そう思い、
「わかった。
じゃあお互いに無くさないように気を付けようね。」
と言って了承した私。
が、この同情心が裏目に出てしまった。
案の定、青の部分が1ピース紛失。
「ボーちゃん、最後の1ピースがない!!
どこにも見当たらないよ!
だから言ったじゃん!
外に置いておいたら無くなちゃうって~
とりあえず、探すの手伝って~!!
なんとしてでも見つけて~!!」
と必死の私。
そうして探すこと3分。
相方が一言。
諦めるの早っ!
ってか、軽っ!!
「誰のせいでこうなったと思ってんのよ~!」
と言う私に、
「誰のせいでもなくない?」
と相方。
そして続けて言った。
自分にも非があったかも、とは微塵も感じていない。
ある意味羨ましいわ、その性格。
勿論、最初から1ピース足りない欠陥商品だった可能性もある。
私にもまた非がある。
奴の意見を聞かずに、全て箱の中におさめておけば良かったし、
パズルに熱中するあまり、知らないうちに青のピースをどこかに吹っ飛ばしてしまったかもしれない。
しかし私は思わずにはいられない。
あの時相方が
「青色のピースは箱の外に出して別にしておこう」、
と言いださなければ…、
と…。。
相方は、
「絶対元々1ピース足りなかったんだよ!」
と言い続けるばかり。
「でも、箱の外に出して保管しちゃってたし、絶対とは言い切れないじゃん!」
と反論すると、
「いや、これだけ探してないんだもん。
元々1ピース足りなかったんだって!」
と言い張る。
これだけ探してって、
探してまだ3分しか経ってないやないか~い!!
おのれはウルトラマンか…。
その後も私はソファーを動かしたりして粘り強く探したが、結局見つからなかった。
あ~、好きな絵だったのに。
部屋に飾ろうと、楽しみにしていたのに
「でも、1ピース足りなくてもいいじゃん!
飾ろうよ!
たった1ピースだよ!?
誰もわからないよ!!」
と相方。
たった1ピース、しかしとても貴重な1ピース。
全て完璧でなければ意味が無い。
私は嫌なのだ。
地図を見ながら、ボーッと空想の世界に浸りたいのに、
空いた1ピースの場所が気になって気になって、きっとそこばかりにしか目がいかない。
そして無い1ピースを見つめ、モヤモヤすることだろう。
そう言うと、相方が言った。
お断りします。
余計にそこが気になるわ。
最後の1ピースをはめる時が、パズルの1番楽しい瞬間だというのに、
これほどつまらないくて後味が悪い終わり方はあるだろうか。
ゴールは目の前だってのに…。
考えてみれば、相方の意見を聞き入れて良い結果になったことはあんまりない。
そうなると、過去の経験から学ばない自分に一番非があるのかもしれない…。
でも、もう誰が悪いとか考えるのも無駄なこと。
無いものは無いのだから。
気にいっていた絵柄だけに、ショックも大きい。
また同じものを買ってしまおうか…。
いや、でも後々ひょんな所から紛失した青色のピースがでてくるかもしれない。
完成一歩手前のパズルを見て、悩み中の私である。
左端の真ん中。
あ~~~