日本に一時帰国した際に購入したこのアイライナー。
リキッド筆ペン型のアイライナーを愛用して長い私であるが、
この型はスウェーデンには少なく、
マニュキア型のようなリキッドアイライナーがわりかし多い。
マニュキア型のものはとにかくアイラインが引きにくい上に、無駄に目力が強くなる。
クレオパトラもびっくりなんて言う美しいものでもなく、
ツタンカーメンもびっくりなんて言うかっこ良いものでもない。
言うならば、映画「呪怨」のトシオくんもびっくりなホラー系目力となってしまうのである。
あくまで私の場合であるが…。
探しに探して、某有名コスメ会社の筆ペン型アイライナーを見つけ出したのであるが、
使って一カ月もしないうちに筆が固まり、インクがスカスカになってしまった。
その後日本に一時帰国をし、
お気に入りのアイライナーを二本購入し、スウェーデンへと戻ったのである。
日本にいればこんなケバっケバの状態になる前にすぐに買い直すのであるが、
海外にいるとそうはいかなくなる。
日本のように、使いやすく繊細な品物があまり揃っていないからである。
なので、本当に使えなくなるまでとことん使ってしまう。
基調な日本のアイライナーを無駄にはできないのである。
インクが出てこないものなら、
バーテンダー並みにペンを降り、インクを絞り出す。
少しケバっとしても、
アイラインはまだまだ引けると、
己の限界まで使い続ける。
そして昨日、ついに毛バッケバアイライナーは力尽きた。
約四カ月はもっただろうか…。
前回使ったアイライナーは六ヶ月程もったので、
少々短い期間ではあった。
が、奴は頑張った。
筆先が四方八方に飛び出るまで私の目を囲ってくれた。
奴には感謝せねばならない。
長い間、ありがとう。
そして今日、新しいアイライナーの登場である。