目をつぶらなければ… | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

昨日スーパーのパン売り場で、パンを選んでいる女性がいた。
普通によく見られる光景である。
しかし、日本では普通ではない光景を目撃する。
それは、女性が手づかみでパンの触感を確認し、
これはダメ、これはいける、
とパンを選んでいたのである。
勿論、パンをつかむ用のトングもちゃんと備えつけられている。
にも関わらず、手のひらまでがっしりパンをつかむ女性。
よく見ると、爪も長く綺麗にネイルされている。
あんさんの手はどんだけ綺麗なのよ?
と言いたくなるのであるが、
悲しいかな、
こーゆう状況はここスウェーデンではよく見られるのだ。
また恥ずかしいことに、うちの相方も素手でフランスパンの触感を確かめていたことがあった。
何をしだすのかと仰天した私は、同時にその場で相方を説教。
そして触感がどうだろうが関係なく、相方が触ったフランスパンを購入した。
相方は何が悪いのかわからない様子で、
マナーの問題だと言っても、みんながやっていることだからと、いまいちピンと来ないようであった。
しかし、
「誰かがばい菌だらけの手で触りまくったパンを私たちが食べるってなったら気持ち悪くない!?」
と言ったところ、ようやく納得。
以来、私が怒ることもあり、そのようなことはしなくなった。

しかし、先ほども言った通り、このような輩はたくさんいる。
目撃すればそのパンを購入しないだけ。
しかしパンを購入したければ、目撃せずとも、誰かが触りまくっている可能性があることが頭に入っていても、
それに対して目をつぶらなければならない。
いちいち気にしているとこの国ではやっていけない。


自分が極度の潔癖性でなくて良かったと思う。
でないとノイローゼになっていたであろう…( ´(ェ)`)






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