こんばんは
みなさん、
いかがお過ごしですか？
昨夜は心臓のあたりがかなり痛み、
夜目が覚め、
彼にArnicaを塗ってもらいました。
(以前紹介させていただいた、
塗り薬です^^)
塗ってから数分後、
痛みがスゥッと引いていくのがわかりました。
不思議ですね
実は起きる前に
夢をみていました。
夢の中の私はまだ日本にいて、
学生でした。
学校に行こうとしていると、
急に胸のあたりに激痛が走りました。
すごく痛いけれど、
学校にいかなければいけない...
でも息をするだけでも、
とても痛い...
夢の中の私は、
「もし息ができなくなるくらい
すごく苦しくなったら早退し、
病院へいっていい...？」
と母に尋ねていました。
でもそのとき同時に、
『でもどうせ病院へいっても
何もわからないから、行くだけ無駄かな...』
という気持ちも...
そして目が覚め、心臓あたりの激痛。
呼吸をするたびにズキズキと痛みます。
なんとか手をのばし、
声を絞り出し、
彼に助けを求めました。
そしてArnicaを塗ってもらいながら、
何もわからずに苦しんでいた
あの頃の自分に想いを寄せました。
あの頃は何か全くわからず、
ただただ痛む身体をさすり、
どうしたらいいのか、
右も左もわからずに、
ただただ毎日を過ごしていました。
そして13年という月日が流れ、
今やっと名前がわかり、
痛みに理由をつけることができました
私が弱いからじゃなかった。
私が逃げてるからじゃなかった。
うその痛みじゃなかった。
やっと信じてもらえた...
理由をつけられるだけで、
どれだけこころが救われるかわかりません
そして、痛みがあったから
こんなきれいな景色も
見ることができました
痛みが引き、
もう１度ベッドへ戻り...
朝、目がさめると、
部屋はまっくら。
今朝は曇り。
『だから身体も苦しかったのかな？』
と思うことができました。
なんで痛いのかわからなかったあの頃。
今では『病気だから』と言えます
『気候が変わったからだ』と言えます
それが
どれだけありがたいことか...
それだけでどれだけ
こころが救われるか...
13年以上、暗闇の中
探し続けたからこそ、
わかる光のありがたさなのかもしれません
また、昨日の桜？桃？梅？
の写真にコメントをくださり、
ありがとうございます
私も花弁や幹の特徴などを調べてみたのですが、
どうも確証がもてず...
『桃かな？』という方や、
『梅かな？』という方、
『桜っぽい？』という方もおられ、
なかなか見分けるのが難しいのだなぁと
感じました
撮影した本人、現物をみた本人(私)が
断言できず、申し訳ありません
こんな感じですが、
少しでもみなさんに
春を感じていただけていたら嬉しく思います
そして、72年前の今日、
日本の第二次世界大戦が終了しました。
数年前、まだ結婚する前に
彼とサイパンへ行き、
そのときに綴ったものです。
よかったら...
またこちらは『Anzac day』の記事にて
綴った想いの一部です。
(初めましての方、
もしよろしければ、Anzac dayの記事も
読んでいただけると嬉しいです)
『Anzac day.
第二次世界大戦のあと、
ガリポリの戦いに参加した兵士だけでなく、
戦争に参加した
すべてのAustralia兵士たちのための
記念日と変わったそうです
彼曰く、この日は感謝の日だそうで、
"私たちがここにいられるのは
あなた方のおかげです"
という想いが込められているんだそう
そのため、
Happy Anzac day とは言わないとのこと。
喜びの日ではないので、
Happy と言うのは違うんだそうです。
確かに...
このことを聞き、こういうことって、
とても大切なことだと思いました。
以前、彼との旅行で
サイパンに行ったときのこと...
ガイドさんが
「日本からも観光でたくさんの方々がきてくれるんだけどね、
バンザイクリフの前で、
ピースサインして写真とる人が多いんだ...
そういうのをみると、
なんだか残念な気持ちになるよね...」
と話してくださいました。
バンザイクリフ。
激しい戦いで追い詰められた日本人兵士や、
民間の方々が降伏するくらいならと、
日本に一番近いといわれている崖で、
「天皇陛下、万歳！」
と叫びながら、自らの身を投じた崖として、
知られています。
そのような歴史的背景があるからこそ、
とても大切にされている場所でもあるのだと思います。
しかしいつしか観光地化し、意味を知らず、
笑顔でピースサインをとる
日本の方が増えているということ、
また、中には笑顔で両手を上げながら（バンザイしながら）
ジャンプをして写真を撮ってる方もいるということを
ガイドさんは悲しんでいました...
『意味を知ると言うこと。』
(中略)
私が思うに
この記念日は、戦争そのものというより、
戦争で戦ってくれた兵士たちがいてくれ、
今があるということ、
そして、彼らの死を
決して忘れてはいけない
という想いからのような気がします。
戦争。
繰り返さないために、
過去から学び、
過去を大切にし、
今に、そして未来に繋げていけたら...
と願います』
そしてこちらは数日前にみた
ワンピースのあるエピソードの中のお話です
神エネルが
空の国でのルールを決めました。
それはあまりに理不尽なものばかり。
しかし彼らは生きるために、
従うしかありませんでした。
そんなときにやってきた
ルフィーたち。
そして彼らは理不尽にも、
犯罪者と仕立て上げられてしまうのです...
しかし、コニスという女の子は
『正しい道(道理)』に反することはできないと、
彼らを庇ってしまいます。
しかし、それは同時に
神(エネル)にたてついたも同然。
彼女だけでなく、彼女の父もまた
犯罪者となってしまいました。
彼女らの命を奪おうとしたエネルですが、
空の騎士が彼らを助け、匿うことに。
これは空の騎士が
彼の家で彼女に言ったことばです。
空の騎士:「娘よ、青海には"海賊"という者達がいる。
青き海を行く"犯罪者"の事で、
その者達は一様に黒いドクロの旗を船に掲げる。
あの麦わらの者達も...
おそらくそうだ。」
そしてそれを聞いた２人は、
『彼らは【本当の】犯罪者であったのか』
と驚きます。
そして、それを聞いた
空の騎士は言いました。
「だが、
今のお前達と何が違う?」
そのことばをきき、
２人はハッとします...
「極みを論ずれば、戦争時の"英雄"も、
生きる時代を間違えれば"人殺し"でしかない。
我輩にも海賊の友がいる。
我輩がまだ"神"の座にあった
20年ほど前にここに来たなんとも豪快で、
気持ちのいい輩であった。
別れを惜しんだものだ。」
人としての道理を貫いても、
その時代によって違う【正しさ】がある...
あの頃、国のために戦えることは
喜ばしいことだと、
幸せなことだと言ったそうです。
今この時代に生きる私には
そんなことばはとても言えません...
そしてそのころの方々の
本当の想いにこころを寄せるほど、
とても苦しくなります。
バンザイクリフにて
万歳と言いながら海へ身を投げた方たち。
命をかけて
国のために戦ってくれた方たち。
そして、広島、長崎の原爆...
多くの方々の命の上に、
そして苦しみと悲しみの上に、
私たちは今平和に暮らせているのですよね...
決して忘れてはいけないです...
そして今、私たちは
敵同士だった国へ行くことも、
パートナーとして歩む選択をすることも、
新しい命をいただくこともできるのですよね...
あの頃と今。
あの時を生きていない私には
想像することなんて決してできない世界...
それでも少しでも多くの方々が
お互いを憎しみあうことなく、
多くの涙と血を流すことがありませんように...
こころより願っております
うまく想いが綴れていれば
幸いです。
ではでは、
みなさんも穏やかな夜を...
Ayaka Thompson