気になる着物タンス。
何十年も開けていないタンス。
思い切って
上の引き出しから順に
下の引き出しへ
開けてみるだけ、開けてみましょう。
おそらく下の引き出しから、
カビの匂いがしてくるでしょう。
カビの存在を知ると、
誰もがすぐには消せない状態と悟って、
そっと引き出しを元に戻してしまいます。
ですが、こうなるともう出さなければいけません。
タンスは着物を守って守って、守りまくって、
限界なのです。
このままでは、
毎年暑くなる季節にカビが少しずつ広がっています。
まずは一番上の引き出しの着物を取り出しましょう。
たくさん詰め込まれていると思いますが、
とりあえず一番上の引き出しだけで大丈夫です。
取り出した着物(着物を包んでいるたとう紙)を床に置いて、
たとう紙を開けてみましょう。
うっとりするほど素敵なものが現れます。
こういう着物を持っていたのだ
ということを知ることができます。
そして
そのまま数時間置いておきます。
(ついでに一緒に全ての引き出しも少し開けておきます。)
外部の空気に当てるだけで、
ガスが充満していた状況から
生地がスッキリします。
たとう紙に
「キレイ」
「なにこれ?」
「素敵」
など感じたことを書いておきます。
そして仕舞います。
これだけでも「着物整理」です。
※MIFURUの出張着物整理は
着物と合う帯を探して、
写真を撮って、
たとう紙を変えて、
わかるようにします。
MIFURUの着物整理は、
東京近郊で着物がわからなくてお困りの方向け
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また、
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写真をつけて整理する、専用箱に入れて送るだけの
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心がスッキリする美しい着物整理。
お引越し、断捨離に。
もっともお客様の心がスッキリするにはどうすればいいかを考えた、MIFURUの着物整理を皆様に。
キモノスタジオMIFURU
代表 古味利依子