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「さっさと皿を洗え!」酒臭い継父が頭を叩いてきた。
セスは皿を早く綺麗に洗おうと頑張った。継父は冷蔵庫からビール瓶を取ると肘掛け椅子に戻ってテレビを見た。セスは皿洗いを手早く終わらせると、密かに継父を睨んで部屋に行った。彼は継父が大嫌いだ。はっきり言えば我慢ならない。母親が滅多に帰って来なくなってから彼はセスに暴力的だった。でも彼はあの動画を撮って以来いい気分だった。部屋に鍵をかけて机の前に座るとパソコンの電源を入れた。動画を開いて、編集済みの動画をクリックした。セスは最近ジェナを思い出すと興奮して自慰行為をしてしまう。悲鳴や温かい血の感触や、ワナワナ震える体や白目になった顔を思い出すだけで興奮が止まらなかった。

「それで、君はジェナ・ウェッジウッドと付き合っていたそうだな?」ハゲかかった頭のバーンズ刑事が言った。
アンドレは自分が何で警察署の取調室にいるのかわからなかった。呆然と刑事を見つめて、コクリと頷いた。
「君は容疑者の1人だ」刑事は身を乗り出して言った。
「容疑者?」
「君がジェナを殺した証拠を探している。自白してくれるか?」
アンドレは頭を振った。
「俺は殺してない」
「だが、君にはアリバイがない。それに君たちはずっと喧嘩していたと多くの証言が」
「それは…」
「喧嘩の理由は?」
「誰かに話すことじゃない。俺はジェナを殺したりしない!ここで時間を無駄にしてないでさっさと犯人見つけろよ!」
「君が犯人じゃないと証明できるまで聞き続ける。喧嘩の理由は?」
アンドレは歯を食いしばった。ジェナを殺してなんかいないのに。
「ただ…初めてヤった時に…お互いに初めてだったから上手くいかなくて…」
「だからジェナを監禁し、暴行して殺害したのか?」
「違う、俺はジェナを探してたんだ!殺したりできるわけないだろ!」アンドレは目の奥が熱くなってきた。
バーンズ刑事はファイルを机に投げて乱暴に開いた。
「ここまでした人間が許されると思うか?」刑事は写真を1枚アンドレによこした。
写真には真っ黒苔の人間の頭が写っていた。頭の輪郭しかわからず、それがジェナだと気づくまでに時間がかかった。アンドレは飛び退くと部屋の隅まで後ずさりした。呼吸が早くなり、目の前が白くなっていった。