有明育ちブログ -1793ページ目

もう、13年前でしょうか…

野口です。


私が代表になる時のお話しです。 ホーリョウ商事は実質父が創業者であり、息子二人とも在籍しておりました。 


ある時、二人が呼ばれ「そろそろ後継者を決めようと思うがどうするか」と意見を求められました。 長男である私は「弟の方が業界に長く精通しているので弟を推す」と述べました。 弟は弟で「やはり上が継ぐべきで、自分は九州からバックアップする」と、同じく固辞しました。 父も黙ったままその場では決めかねている様子でした。



何日かして、私が外出から戻ると父が誰かと電話をしていました。 どうも私が戻ったのに気がつかない風でした。 「息子たちに会社の舵取りを任せると言ったのだが、二人とも乗り気薄だ。そんなにこの会社は魅力無いものなのかな…」いつもの朗らかな声とはかけ離れていたのを覚えています。



会社に魅力が無い訳ありません。 でも、それ以上に進んで引き受けることが、情熱をかけて歩んできた父自身を正当に評価するものだと強く感じました。 そして私は謹んで受け、代表となりました。 



父は多くの経営者が選ぶ会長職では無く「相談役」におさまりました。 関係者が父より、頼りない駆け出しの代表に目が向くようにと。 当時から色々なアドバイスを得ました。 その時は私に理解できなかった多くの文言が経験を経るに従って私の身となり肉となってまいりました。 物事の判断もやはり根底に道理が有るかどうかに置くのも父から学んだことの一つだと思います。 



その父は先月亡くなりました。 そして、29日に家族だけとの生前の言葉に従いお別れ会と納骨を済ませました。 はたして私は、父が思っていたように歩んでいるのでしょうか? 






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想いは変わっていませんでした


野口です。 以下の文章は以前「有明育ち」について書いたものの再掲です。 



有明育ちが選ばれる理由

 

 正解が一つとは限らないクイズです。旅先で少し思案しながら楽しむものってなんでしょうか。私ならお土産選びの時間だと答えます。もらう人の喜ぶ顔が見たいから、いいえ、それだけではありません。送り主たる私のセンスをも問われるからです。私たちの“有明育ち”が広くご愛顧いただいているのも似たような理由からではないでしょうか。



 私たちの“有明育ち”を貰われたとき、あなたは(内心)こう思うことでしょう。「○○さんも困った人だな。海苔だなんて、それも聞いたことのないメーカーの製品でしょう…」何日か戸棚に眠っていたあと、せっかくだから食べてみようと封を開けます。送り主への評価が一変する瞬間です。



 気品ある色艶、口溶けよく広がる海苔本来の旨み。「海苔なんかと思ったけれどこの様なものを知っているなんて○○さんやはりシャレているね。」 ちょうど、情報誌に載っていない郊外のレストランに招待されて思いのほか美味しい料理にめぐり合ったときのように。


 私たちはどのお品をつくるときも取り組みは同じです。自分自身の最愛の人へ自信を持って勧められるものしかつくらない。安全面は言うに及ばず、気に入った海苔しか使わない、焼き上がりが気に入らなければ市場に出さない。当たり前のことですが、頑なに守り続けているものつくりの原点です。


 “有明育ち”は私たちの思いがこもったお品です。今度はあなた自身でご評価くださいませ。

(そのありふれているれている海苔だからこそもらわれた方がびっくりするのです。)




今、読み返してみても同じ想いなのでなんかホッニコニコとして

います。これからもよろしくお願いいたします。






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今日の絵手紙


有明育ちブログ


 こんにちは。佐賀工場の坂本です♪


今日は、さくらんぼの絵手紙を書いてみました音譜


こちらは、北海道よりご注文いただきましたお客様のところへお届け致しますラブラブ


待っていてくださいねニコニコ






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