社民党の機関紙・『社会新報』(2月23日号)

のウクライナ戦争に関する記事が、抗議を受けて削除されました。

(ロシア軍の侵略直前に書かれています)

 

ウクライナ大使館からの抗議だったようです。

 

社民党は、次のように謝罪しています。

 

批判されたこの記事には、

 ・ロシア軍への批判がなかった

 ・ウクライナへの眼差しがなかった

 

さて、批判されたこの記事を読むと、

筆者は、この戦争の背景を次のようにとらえています。

 

背景には、NATOによるロシアへの軍事的圧力がある。この軍事的圧力が

ロシアを追い詰め、戦争の危機を生み出している。

 

この戦争の根源は、アメリカやヨーロッパの資本主義と

それを軍事的に支え、そこで莫大な利益を上げる軍需産業ということです。

 

もちろん、戦争にはそういう側面もあると思います。

 

しかし、今、ウクライナで起こっている戦争は、明らかに

プーチン独裁政権対ウクライナの自由を護る戦いです。

 

ここには、戦争の根源が見えていると思います。

戦争の根源は、戦争を仕掛ける側の思想にあります。

そこには、自由・平等・友愛・平和という民主思想の喪失があり、

そこから生まれる憎悪・支配欲・物欲・金銭欲・・・。これが戦争の根源だと思います。

 

だから、世界中で沸き上がろうとしている戦争反対の声が、本当に重要だと思います。

ウクライナのたたかいと戦争反対の声は、人間が失った民主思想を取り戻そうとする

たたかいとなっています。

 

プーチンの独裁が終わり、ウクライナの苦しみが終わるためには、

あらゆる支援と戦争反対の声が、政治を動かすほどに大きくなることが必要だと思います。