こんにちは。

株式会社Aria(アリア)です。

 

最近「クラウドファンディング」という言葉をよく耳にします。

 

芸能人の方が映画の製作費やコンサートの開催費用などを一般の方から募り話題になることが多いですが、コロナ禍では運営が厳しくなった施設や店舗の維持費を募る企業や地方自治体も増えました。

 

今回はそんなクラウドファンディングについてご紹介したいと思います。

 

クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。

 

資金調達と言うと、企業が金融機関や投資家、ベンチャーキャピタルなどから出資してもらうイメージが強いですが、クラウドファンディングは、より手軽に「こんなビジネスをしたい」や「世の中をこういう風に変えたい」といった想いやアイデアを発信して、出資者を募ることができます。

 

クラウドファンディングの市場は世界で2019年に6兆9,000億円に達すると見られており、取引額の成長率は2019から2020年の間に17.1%増、2022年までに総額11兆円を越えると予想されています。

 

また、2017年4月から2018年3月の国内クラウドファンディング市場規模は、新しく生まれたプロジェクトの支援額を元に見ると、前年同時期(2016年4月から2017年3月)と比べ、127.5%増の1,700億円と推計されています。

 

クラウドファンディングのメリットは一体どんなことでしょうか。

 

まずは前述したように、何かを実現したいという強い想いがある発案者は、今までよりも容易に資金を調達できるようになりました。

 

また、発案したビジョンに対してどれだけ支持されるかがダイレクトに分かるので、クラウドファンディングの目的が商品やサービスのリリースであれば、事前の市場調査にも役立ちます。

支援者側からすると、支援してそのプロジェクトが実現した場合に何かしらかのリターンを得られますし、種類によってはふるさと納税と同様、税金が控除されることもあります。

 

また、起案者のSNSの発信や活動報告を見ることができるので、「参加感」を得られます。

 

興味深い内容のものがいくつかあったので、紹介したいと思います。

 

■温泉×遊園地=”湯~園地”の建設

別府市は2017年に“遊べる温泉都市構想”の第一弾として、「湯〜園地」計画動画を発表し、クラウドファンディングによってその費用を募りました。

 

その動画も話題になったことから、同年2月10日〜4月10日の2ヶ月の間に、総額33,966,585円に上る支援金を集めました。

 

※参考サイト

https://youtu.be/20ZWZJgixtw

 

■clubasia(クラブエイジア) 存続支援プロジェクト

新型コロナウイルス感染症拡大により、全国各地のライブハウスが営業自粛を迫られましたが、若者の街・渋谷では、カルチャーの象徴でもあったVUENOS(ブエノス)、Glad(グラッド)、LOUNGE NEO(ラウンジネオ)が、経営難により閉店を余儀なくされました。

 

残るclubasia(クラブエイジア)も存続の危機に陥りましたが、営業自粛期間中の家賃や水道・光熱費、運転資金や人件費などを募り、目標の500万円を大きく上回る39,119,565円もの支援金を集めました。

 

私も音楽が好きで、clubasia(クラブエイジア)には何度か訪れていたため、このニュースは感慨深いものでした。

 

まとめ

 

インターネットが台頭している昨今、クラウドファンディングは金融機関の融資に頼ることなくお金を集めることができる、今の時代に即した新たな資金調達方法と言えるでしょう。

 

しかし、メリットばかりではなく当然デメリットもあります。

 

企画の内容に共感し出資したとしても、目標金額が集まらなければ、リターンはありません。

 

この仕組みを悪用して、「集まったお金を本来に目的に使用せず、生活費の足しにしていた」「約束の品物がいつまで経っても届かない」などといったケースが報告されているようです。

 

悪質な事例に対しては訴訟をするケースも考えられますが、例として1万円のクラウドファンディングに対してリターンがなかった場合に訴訟するのかというと、必ずしも割に合わないため、泣き寝入りせざるを得ないというのが実のところでしょう。

 

今でこそ徐々に整備されつつあるとは思いますが、運営サイトによっては管理や審査が行き届いておらず、過去には「募集ページの内容が途中で書き換わっていた」ケースもあったようです。

 

その対応策として、運営側も事前の打ち合わせや審査を厳格に行うなどの対策をとっているようですが、それでもクラウドファンディングには前述のリスクがあることを踏まえなければなりません。

 

書いてある内容が素晴らしいからと言って全てを鵜吞みにせず、企画の良し悪しをしっかりと見極め、リスクがあることを承知した上で利用を検討すべきだと思います。

 

 

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