現状、何かしらの障がい名が付く事になりそうな
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ハナ。
今日は野毛山動物園に行ってきました。
ハナの発育、
5年程この問題に立ち向かって来て、
まーほぼ、そんなもんだろうなと思っているのと、
その所から行政との関わりが出来るという状況下では、そんなに悪い事な訳ではないと思うに至ったのであります。
今回、2名の心理担当者が付いて、
ビネー式と言われる発達検査を受けたのですが、
10歳になって尚、
初めて会う、しかも何かされそうな雰囲気の人物には極度に警戒心を露わにし、
机の下に隠れます。
お決まりです。
で、その時点で既にベテランであろう心理士の女性が目を光らせているのがわかるので、
「先ずは親がいない方がちゃんとやりますけど、
慣れない事には」…と説明しましたが、
ベテランの方はハナが苦手なタイプだなーと感じました。
3人で部屋に入ってから暫くして、
部屋の中から物音が…( ̄▽ ̄)
そうです。ハナが脱走を試みてカギを開けようとしながら暴れたんでしょう。
そして私が呼ばれ、
「お母さんがいないと無理みたいで…」
と言うので取り敢えず私も同席。
ベテランさん、
この子は手に負えないタイプだと頭の中で分類してそうだなー。と思いながら、
頑として心を開かないハナなのですが、
もう一人の若い心理士は大丈夫そう、とピンときたので、
ベテランの先生が〈親の話を聞き取りする〉と言いだした際に、
「この子は自分の話をされるのを嫌がるので別室で出来ませんか?」と提案し、
ベテラン心理士は一瞬躊躇ってましたが、
若い方に一通りのアドバイスをして任せ、退室する事になりました。
一見、あの様子で発達検査のテストを受ける気配は無いと思われるのですが、
私は大丈夫だろうと確信しました。
若い子がハナの好きなタイプだったから(笑)【注・女子である】
って言うのは分かりづらいですかね…
若い心理士さんは、威圧感がなく、優しく待てる人、だと感じたからです。
ベテランさんは、知識があるだけに、
こういう場合はこうだから…とすぐに判断しそうな感じで、
説明はとても上手だけどマニュアル化しているように感じられまして。
それでも私とベテラン心理士との会話は、
私にもとても意義がある事もありました。
本人を見てはいなくても、
私の話を聞いているだけで、
ハナの特性を判断していくところは
流石だなーと感心。
結局、何が問題だと思われてますか?
と聞かれて
「中学生に向けて何がしてあげられるか、
何が必要か、何か受けられる行政との事はあるか…ハナの発達の特性で気をつける事など。」
聞きたい事を伝え、話し合いました。
1時間ほどして、
ハナの検査が取れたと連絡が入り、
結果にはショッキングな内容もありつつ
(とはいえ、ハナのどんな事にも対応できる腹は出来ている)
例えば、
先の見通しは苦手だから、
言葉で終わりーと言っておくよりも
好きな音楽で知らせる、という例。
どうやらハナは、
人の様子を見て学ぶ事が多いので、
何につけ視覚からの見本を見せる事、
(塾に通うようになったのもお友達の姿を実際に見ていたからなのかも)
好きな音楽は重要だけど、
目で見る情報は
ビデオやアニメが相当役に立っているようだ、
と様々な事がまとめられました。
機嫌が悪くなるのは、
先に何をするかがはっきりしていないときかもしれないなぁ、と気づき、
私は何でもテキトーなので、
予定は未定という事が多くて、
ハナには、それがとても不安要素かもしれないと。
生活面での大きなヒントです。
具体的には
お勉強としての面だけでいうと、
遅れてます!
それが年齢的な発達に照らせば
そんなもんです。
そして、
今回のビネーでは世の中の人の平均点を参考に年齢別にあらわされるのですが、
特にハナの苦手は、
口頭で表現する事なんですよね…
ビネーでは、口頭で答える事が必須なので、
まー、できないでしょう~( ̄▽ ̄)
ごく普通の人には
あったりまえの事が出来ないから、
障がい児 という分類。
でもね、助けてもらうための特権と考えたらどーでしょう。
菱形が書けないんです。
これは、高度な技法が必要だそうで、
緻密に計算した解答用事見せてもらいましたが
何ミリずれてるから
✖️
と聞きました。
んー、それでもそもそも、
ハナは、
本当に形の認識が苦手なようなんで、
漢字が覚えられないのも、
うまく書けないのも、
脳の認知能力としてなんだろうと判明して来たような…
しかたねーな、と
軽く思うのが一番なんじゃ無いでしょうか。
出来ないんだもん、だって。
そのわりに、平仮名はよく覚えたもんだよ。
偉いよ。
自分の名前も難しい一文字以外は書けるようになったし。
そもそも、きっと、
見えている世界が違うのであれば、
なんと健気に生きているんだろうねぇ。
なかなか分かってあげられなくてねー親なのに。
(自分を責めるのも止めたので大丈夫)
逆に驚いたのは、
5歳並みのレベルの部分の中で、
計算力は
人並みでは無いにしても、
出来てる。
跳び箱は、6年生レベル。
だから、学校では勉強では、
苦手なところばっかりだし寧ろ
出来ないのは当たり前なんだということですよねー。
分かってたけど、
学校側が理解してくれないと
この先の進み方がどうにでも変わってしまうから、
私は必死に何かを探してきたのです。
今回の件は、また来月、担当の精神科医と面談する予定。
早速小学校のハナの担任が、
「療育機関での話をハナちゃんの指導に生かしたいので、是非聞かせて下さい!」と連絡帳に書いてくれ、
毎回本当にありがたいのです。
先生が迷われているのも、
真摯に指導してくれているからだと分かるし、
普通ならメゲるような話かもしれないけど、
「あのさー、また
バーベQの問題が出たよ。
バーベQで何が違っているか?って聞かれたって、
バーベQやった事無いからわかるわけ無いじゃん!」
と、どんな一般常識の問題なのかは分からないので、正解もハナの主張の善し悪しも分かりませんが、
なかなか相手に自分の気持ちや意見を言えないのに、
普段はボケツッコミな会話があるし、
だからお友達とも笑いあっているし、
本当に何が問題?と聞かれると
時々不思議になるの。
強いて言えば、
やりたい事はすぐに止められない(ブレーキが効かないのは困るよ)、
想像して先の見通しを立てる事が苦手、
書く学び、大まかな説明への理解度のなさ。
描くことは良いけど。
先の見通しは立たなくても、
そこに居ないものの声や存在は感じるのは、
何だろ~?
ただもし心理士に言えば、
不安症とか精神障害って言われそうだからやめとこ。
生きやすい環境を整える事が一番。
最後に「引き算が苦手で」とベテラン心理士に訴えたら、
「勉強もねー、
そもそも、自立の過程で、
計算機が使えたら計算なんて…ねぇ?」
と言ってくれました。
ああ、そう、ほんとその通り!
ちゃんと、分かってるんだなー❤️と嬉しかったのでした。
以前の地区では、中学の事さえ曖昧な感じだったから
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