伊織は生きていても、大きな病を抱えて生きていかなければなら なかったでしょう。
もしかしたらずっと寝たきりだったかもしれません。
そんな自分になることはイヤだったはずです。
全ては私のために…。
伊織から目が離せないような状態だったら、私は仕事を辞めなければいけませんでした。
でも、こうして伊織が生きながらえることを選択しなかったのは、仕事をしている私が好きだったのかもしれません。
私が学校で見せる姿を伊織はずっとおなかの中で感じていたのですから。
伊織のためにも、早く現場に戻ろうと思います。
お空から伊織が見ていてくれるはずです。
そして、私がまた「先生」に戻ったら安心するかもしれません。
焦ったり急ぎすぎたりしてはいけません。
ゆっくりでいいから、できることを確実に、ですね。