やっぱり落ちてきました。
幼いお子さんをみると涙が出そうになります。
しかし、今までは本当に出ていたので、気持ちを落ち着ける術は身につけたようです。
買い物などに行ったとき、ふと目があった赤ちゃんにずっと見つめられると苦しいです。
「私も今頃あんなふうに伊織を抱っこできていたのに…」と心の中で思いつつ、すぐに伊織に謝ります。
「伊織、ごめんね。伊織はお空にいていいんだよ。それが正しいんだよ。ママは大丈夫だからね。」と伊織に言います。
あのロケットキーホルダーを手にして…。
最近、気持ちが落ちてしまうのは、7月の下旬にいろいろなことがあったからなのだと思いました。
伊織が生まれたのは7月22日、大きな病院に運ばれたのは7月24日、手術をしたのは7月28日、そして亡くなったのは7月30日。
もしかして、お空から伊織が寂しくて来ているのかもしれません。
または、私のことを心配して来ているのかもしれません。
いずれにしても、伊織が来ているなら、ここに長居してはいけません。
「伊織、寂しいなら私の傍にいていいよ。大丈夫になったらちゃんとお空に帰るんだよ~。ママは大丈夫だからさぁ。またいつか伊織に会えるなら寂しくないから大丈夫だよ。」と遺影に向って言いました。
伊織が路頭に迷わないようにすることは、私にしかできないことです。