伊織の保険証のお話はしましたよね。

今日、早速保健センター(保健所の出張所のようなところ)に行きました。

その前に、区民センターに行って住民票と除籍票をもらってきました。

「除籍票」、もちろん伊織を私たちの世帯から除籍したという証明書なんです。

手続きや書類上のことだから仕方ありませんが、亡くなっても伊織は家族なんです。

何だか寂しい気分になりました。



区民センターからもらってきた書類、保険証、印鑑、小児慢性疾患の医療費申請書類をもって保健センターに行きました。


私、運が悪すぎたんです。


何と保健センターで母親学級が行われていました。

そして、私が行った時間はたまたま母親学級が終わる頃の時間でした。


書類を書いたり待合で待っていたりする間、ずっとたくさんの妊婦さんとともに過ごしました。

しかも、今日は先輩ママさんも来ていたようでママさんとその赤ちゃんも5組くらいその場にいました。


ママさんやマタママさんの嬉しそうで楽しそうな、これからの希望に満ちた声が自然と耳に入ってきました。

もう苦しくて苦しくて、待合にいる間、ずっと涙をこらえながら身を固くしていました。

そして「早く、この場からいなくなって!」と思っていました。

そうすることがやっとでした。


手続きが終わり、私も帰ることができるようになりました。

保健センターから自宅まで、徒歩で3分ほどです。

その道のりはとても遠くに感じられました。

心の苦しみで脚が重くなり、まるで幽霊のように道を彷徨っているような感じでした。


自宅についてすぐ、伊織の遺影に手を合わせて、涙を流し続けました。